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障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー

第28号(2008年11月11日配信)

□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
                第28号(2008年11月11日配信) 刊行:不定期
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 DINF(Disability INFormation Resources)は、
 財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
 障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
 国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
 提供しているサイトです。
 【 DINFホームページ 】 http://www.dinf.ne.jp  
 【 お問合せ 】 webmaster@dinf.ne.jp
   【  配信停止の申請 】
 メールの件名に「配信停止の申請」と書き、
 登録されているメールアドレスよりお送り下さい。
 webmaster@dinf.ne.jp
 【 プライバシーポリシーについて 】
 個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
 つきましては細心の注意を払っています。
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■   目次
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【1】新着情報
【2】セミナーのご案内
【3】DINF英語版リニューアル
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【1】新着情報
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【情報アクセス】
(10月31日 新着)
認知症の人のための図書館サービスガイドライン
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/dementia_iflaprofrep104.html
  このガイドラインは、「図書館に対する意識の向上で、
  認知症に苦しむ人々の家族や友人だけでなく、
  図書館の専門職員、介護者、公共政策立案者にも、
  多様な図書館サービスや資料が、喜びや娯楽を提供すると同時に、
  記憶を刺激する手助けもできるということに
  高い関心を持ってもらうこと」を目的に、
  IFLAの「図書館利用において不利な立場にある人々への
  サービス分科会(LSDP)」の常任委員会によって編集されました。
  認知症の人に「図書やその他の図書館資料によって
  知的刺激を与える方法について、実践的なアドバイスを提供」しています。
【世界の動き-国連障害者の権利条約】
(11月5日 新着)
「障害のある人の権利に関する委員会」の12名の専門家が選出される
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/rightafter/081103_12experts.html
  11月3日(ニューヨーク時間午後3時から6時)、国連総会の下で、
  障害者の権利条約の締約国の会議が開かれ、
  条約の実効をモニタリングするための国際委員会の
  12名の専門家の選挙が行われました。
  条約の第34条に従って、合計23カ国の候補者の中から
  12カ国の代表が選ばれました。
【調査・研究】
(10月21日 新着)
アメリカ合衆国の高等教育機関における障害学生支援サービス
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/social/usstudents.html
  著者のジム・マークス氏は、モンタナ大学障害学生サービス部の部長で、
  AHEAD(高等教育と障害者協会)の次期会長です。
  視覚障害当事者でもあります。
  モンタナ大学障害学生サービス部の歴史、
  大学の支援と職業リハビリテーションとの関係、
  ADA法の改正、支援と自立のバランスなどに触れながら、
  米国の高等教育機関における障害学生支援サービスについて
    書いています。
【協会発ジャーナル】
(11月11日 新着)
月刊ノーマライゼーション 2008年11月号(通巻328号)目次
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n328/index.html
(10月28日 新着)
月刊ノーマライゼーション 2005年9月号(通巻290号)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n290/index.html
月刊ノーマライゼーション 2005年10月号(通巻291号) 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n291/index.html
  ノーマライゼーションは、各省庁の障害者施策に関する情報や動き、
  全国各地域での実践例の紹介、移動・コミュニケーションなどの生活情報、
  「第2次アジア太平洋障害者の十年」「障害者権利条約」など
  国連をはじめとする世界の障害のある人を取り巻く動きを紹介した、
  障害者福祉総合情報誌です。
  http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
  DINFでは、1995年10月号から2005年10月号までの目次と記事本文、
  2005年11月号から最新号までの目次を掲載しています。
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【2】セミナーのご案内
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●障害者放送協議会セミナー「障害者の情報アクセシビリティと著作権」
(第10回図書館総合展フォーラムプログラム)
日時:2008年11月26日(水)10:30~12:00
場所:パシフィコ横浜 会議センター3階 313+314
   (横浜市西区みなとみらい1-1-1)
   ※第10回図書館総合展 フォーラム第6会場
    http://www.j-c-c.co.jp/li_forum/index.html
会場地図:http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html
定員:100名
参加費:無料
手話通訳、要約筆記、点字資料あり
開催趣旨:
目が見えない、耳が聞こえない、何らかの理由で印刷物を読めないなど、
著作物をそのままの形では利用できない人たちに対して、
音声、字幕、手話、「デイジー」などのデジタル・マルティメディア等で
情報保障する取り組みが広がっています。
これらの取り組みは、弱者に対する恩恵ではなく、
誰もと同じように必要な情報を得ることが、
あたりまえの権利だという考え方に基づいています。
一方、著作権も大切な権利として守らねばならず、
情報保障の取り組みと相反することがあれば、
それは望ましい形ではありません。
本フォーラムでは、「情報にアクセスする権利」と
著作権の調和のあり方について、共に考えます。
プログラム(順不同・敬称略/一部調整中):
1.コーディネータによる課題提起
2.パネルディスカッション
コーディネータ
 河村 宏(国立障害者リハビリテーションセンター 特別研究員)
パネリスト
 阿刀田 高(作家/日本ペンクラブ会長)
 常世田 良(日本図書館協会理事)
 障害者団体より(視覚障害、聴覚障害、発達障害など)
*プログラム、演題等は変更することがあります。
申込・問合せ先:
事務局((財)日本障害者リハビリテーション協会内)原田、松田
 162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
  TEL: 03-5292-7628
 FAX:03-5292-7630
 E-mail:rehab@dinf.ne.jp
必要事項(お名前、ご所属、ご連絡先、介助者の同行、必要な情報保障等)について
11月14日(金)までに事務局までお申込ください。
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●日本障害フォーラム(JDF)セミナー
 フォーラム in 東京
 障害者権利条約で変わる 私たちの暮らし
 ~暮らしの中にどう活かす「合理的配慮」~
日時:2008年11月29日(土)10:00~16:00
場所:全社協・灘尾ホール
  (東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル)
   http://www5.cao.go.jp/2000/c/1019c-volunteer/map.html
参加費:1,000円(資料代)
(当日受付にてお支払いください。
 資料を必要としない介助者等は無料です。)
※点字資料、手話通訳、要約筆記あり
キリン福祉財団、損保ジャパン記念財団、ヤマト福祉財団助成事業
申込方法:
下記ホームページから参加申込みができます。
または文末の事務局にお問い合わせください。
http://www.normanet.ne.jp/~jdf/1129/
(参加申込締切 11月20日)
開催趣旨:
12の障害者団体・関係団体で構成される「日本障害フォーラム(JDF)」は、
その設立以来、障害者権利条約の推進に民間の立場から取り組んでいます。
2006年12月に条約が採択されてからは、国内での批准と実施に向けて、
政府との定期的な意見交換や、各地域でのフォーラム開催を通じた
啓発・キャンペーン活動などを行っています。
権利条約では、職場や学校を含む日々の暮らしの中で、
障害のある一人一人のニーズに応じた「合理的配慮」(適切な変更や調整など)が
求められるとし、これを行わないことは差別であると定めています。
本セミナーでは、この「合理的配慮」をテーマに取り上げ、
私たちの暮らしを変えていくために、
「合理的配慮」の考え方をどう活かせるのか、
共に議論していきます。
プログラム:
開会挨拶 小川 榮一(JDF代表)
来賓挨拶 障害者権利条約推進議員連盟より(予定)
基調報告 藤井 克徳(JDF幹事会議長)
基調講演 ティナ・ミンコウィッツ
     (世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク(WNUSP)共同議長/弁護士)
障害当事者からの意見発表:視覚障害、ろう、難聴、盲ろう、精神障害、難病の当事者より
 パネルディスカッション(一部依頼中)
 コーディネータ
  尾上 浩二 (DPI日本会議事務局長)
  中村 尚子 (立正大学准教授)
 パネリスト
  川口 俊徳 (厚生労働省障害者雇用対策課課長補佐)
  文部科学省より(依頼中)
  ニキ・リンコ(翻訳家)
  森 祐司  (日本身体障害者団体連合会常務理事)
  大久保 常明(全日本手をつなぐ育成会常務理事)
 コメンテータ 東 俊裕(弁護士/元権利条約特別委員会日本政府代表団顧問)
*プログラムは変更することがあります
申込・問合せ先:
JDF事務局 原田、松田
 電話: 03-5292-7628 Fax: 03-5292-7630 
 E-mail:  jdf_info@dinf.ne.jp
 http://www.normanet.ne.jp/~jdf/1129/
必要事項(お名前、ご所属、ご連絡先、介助者の同行、必要な情報保障等)について
11月20日(木)までに事務局までお申込ください。
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●セミナーのご案内
「読むことに困難ある人へのDAISYによる情報支援」
今年度、障害者週間行事の一環として内閣府が開催する、連続セミナーが
12月5日から7日まで東京都芸術劇場で行われますが
日本障害者リハビリテーション協会も12月7日の15:45~17:30の枠で参加をいたします。
■日時:平成20年12月7日(日) 15:45~17:30
■会場:東京芸術劇場中会議室(東京都豊島区) http://www.geigeki.jp/access.html
■主 催:財団法人日本障害者リハビリテーション協会
■参加費:無料
■定員:70名
■パソコン要約筆記あり。
■手話通訳・点字資料・磁気ループが必要な方は申込みの際にご記入ください。
このセミナーでは、ディスレクシア(読字障害)の当事者で特別支援学校の教諭でもある
神山忠氏から読みの困難さとDAISYによる読みの支援についてお話をいただきます。
DAISYの最近の開発状況については、DAISYコンソーシアム会長である
河村宏氏(ビデオ出演)から情報提供があります。
また日本障害者リハビリテーション協会のDAISYによる読みに困難を抱える人への情報支援の
全国的な環境づくりについて報告し、今後のDAISY普及活動への理解と参加を呼びかけます。
【講師】
神山 忠(岐阜県立関特別支援学校教諭)
河村 宏(DAISYコンソーシアム会長)(ビデオ出演)
野村 美佐子(財団法人日本障害者リハビリテーション協会情報センター長)
【DAISYについて】
DAISY(Digital Accessible Information System)とは、
DAISYコンソーシアムが開発と維持を行っている音声と文字および
画像を同期させて表示できる電子図書の国際標準規格です。
視聴覚障害や学習障害のほか、知的障害あるいは自閉症、
さらにはパーキンソン病や高齢に伴う複合的な障害など、
読みや理解にかかわる様々な困難に対応できる
情報提示技術として国内外で注目されています。
参考URL:http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/
【内閣府障害者週間セミナー連続セミナー】
URL:http://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/h20shukan/index.html#c
■必要事項(お名前、ご所属、ご連絡先、必要な情報保障等)について
事務局までお申込ください。
■申込先・問合せ:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター内
TEL:03-5273-0796 / FAX:03-5273-0615 /e-mail: dinf-j@dinf.ne.jp
URL: http://www.normanet.ne.jp/info/seminar081101.html
担当:有田・長田・太田・野村
詳細リンク先:http://www.normanet.ne.jp/info/seminar081207.html
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【3】DINF英語版リニューアル
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DINFでは6月20日に日本語版のページの
リニューアルを行いました。
http://www.dinf.ne.jp/
英語版のページも10月10日に、
日本語版と同様に再構成しました。
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/index_e.html
英語版の新カテゴリーは次の8つです。
・Access to Information
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/access/index.html
・International Movement
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/world/index.html
・Conferences Information
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/conf/index.html
・Journal
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/prdl/index.html
・Research Resources
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/resource/index.html
・Laws and Legislation
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/law/index.html
・David Werner's Collection
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/global/david/index.html
・International Directory of Libraries for the Blind -4th Edition -
 http://ifla.jsrpd.jp/
中身のコンテンツは、日本語版とすべて同じではないですが、
"Access to Information"、"International Movement"、"Conferences Information"、
"Journal"、"Research Resources"、"Laws and Legislation"は、
日本版のページの6つの主要カテゴリーに相当します。
次の項目は、"International Movement"の中にあります。
・World Summit on the Information Society Geneva 2003-Tunis 2005
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/prompt/wsisindex.html
・The Convention on the Rights of Persons with Disabilities
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/rights/index.html
・Biwako Millennium Framework Stakeholders' Coordination Meeting
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/twg/index_e.html
・International Organizations
 http://www.dinf.ne.jp/doc/english/intl/index.html
"David Werner's Collection"と
"International Directory of Libraries for the Blind"は、
英語版のみのコンテンツです。
"David Werner's Collection"には、"Nothing About Us Without Us"と
"Disabled Village Children"があります。
これは、デビッド・ワーナー(David Werner)氏と
プロジェクト・プロヒモ(Project PROJIMO)が作成したCBRのテキストです。
DINFが開設した初期の頃に作成したHTMLであるため、
HTMLの構造としては見づらいところも多々あるのですが、
今でも検索の上位のコンテンツのため上位のカテゴリーとしました。
"International Directory of Libraries for the Blind"の更新・管理は、
当協会が行なっているIFLA-LBS(国際図書館連盟視覚障害者図書館分科会)関係の業務のひとつです。
Directoryは、LBSが発行している世界の録音点字図書館の要覧で、
図書の国際的な相互貸借を円滑にすることを目的に製作されました。
各図書館の所在地等の基本情報や媒体別(録音、点字、DAISY、大活字、E-text)の
所蔵冊数などを見ることができます。
日本語版の更新頻度に比べると、英語版の更新は少なかったのですが、
今回のリニューアルを機に、英語版のページもよりいっそう充実させていきます。
□□■ 編集後記………………………………
11月1日のイベント『ディスレクシアの子どもたちへの読みの支援』は
無事に終了しました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
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NHKスペシャル「病の起源:読字障害」の再放送が決定しました。
2008年11月12日(水)午前0時55分~1時44分(11日深夜)NHK総合
http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081012.html
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 発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
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