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障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー

第48号(2010年6月18日配信)

□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
                第48号(2010年6月18日配信) 刊行:不定期
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 DINF(Disability INFormation Resources)は、
 財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
 障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
 国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
 提供しているサイトです。
 【 DINFホームページ 】http://www.dinf.ne.jp
 【 お問合せ 】webmaster@dinf.ne.jp
 【 配信停止の申請 】
 メールの件名に「配信停止の申請」と書き、
 登録されているメールアドレスよりお送り下さい。
 webmaster@dinf.ne.jp
 【 プライバシーポリシーについて 】
 個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
 つきましては細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】新着情報(2010年5月27日~6月17日)
【2】RI事務局よりお知らせ
【3】ウェブ担当者コラム
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【1】新着情報(2010年5月27日~6月17日)
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【情報アクセス-転載「マリタイムス」】
(5月28日 新着)
「マリタイムス」No.129 2010年5月30日発行 岡本真理
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes_1005.html
  129号目次
  新「まだ君に恋している」話題広がる
  「俳句を習う事にしました」
  「新レシピ、マンゴースムージー」
  「核兵器をなくせ、世界に訴えるべき」
  「牛も豚も調子を取り戻してもらいたい」
  「ゲゲゲの女房の朝ドラ見ていますか」
  「初めて生で寄席を見たおもしろかった」
  掲載を始めてから8ヶ月、6号分となりました。
【情報アクセス-世界の図書館の障害のある人へのサービス】
(6月2日 新着)
障害者サービスの充実 ―視覚障害に留まらず、利用者拡大― 都立中央図書館
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/library/1006_metrotokyolib.html
  「視覚障害者サービス要綱」を改正して、視覚障害以外の障害により読書困難な方へ
  音訳資料の貸出をはじめた都立中央図書館の障害者サービス拡大についてです。
【情報アクセス-著作権法の現況】
(6月3日 新着)
文化庁告示第十五号
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/bunkatyo15.html
  著作権法第三十七条第三項の視覚障害者等のための複製又は自動公衆送信が
  認められる者として、当協会は指定を受けました。
(6月7日 新着)
WIPO(世界知的所有権機関)著作権・著作隣接権常設委員会(SCCR)、
印刷物を読めない障害がある人々のための著作権の制限および例外規定の問題に取り組む。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/WIPO_daisy_planet_may2010.html
  WIPOは5月26日から28日までジュネーブにて
  「印刷物を読めない障害がある人々のための著作権の制限および例外規定」の
  問題に取り組むオープンエンド型の会議を開催しました。
  加盟国のみによる非公開会議が5月26日に、また、加盟国、政府間組織および
  NGOによる会議が5月27日および28日に開かれました。
  WIPOではこれらの会議に先立ち、著作権で保護されている作品への
  アクセスの問題に関する情報を収集するため、
  「国際的な同意に向けて(Towards International Consensus)」という
  オンラインフォーラムを開設しました。
【情報アクセス-アクセシブルな情報システム”DAISY”に関する取り組み】
(6月9日 新着)
国際シンポジウム『デイジーの活用による情報アクセスの保障と促進』
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/daisy_symposium/index.html
英語版:
International Symposium Ensuring and Promoting Access to 
 Information through DAISY
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/daisy/daisy_symposium/index_en.html
  デイジーと改正著作権法を最大限に活用して、これまで読書から疎外されてきた
  ディスレクシア等の様々な読みの困難がある人々の支援を進めるために、
  世界中で普及が進むデイジー技術と、その姉妹技術である
  新しい電子出版の標準規格 ePUBに着目して、
  海外から研究開発の最前線に立つ専門家を招聘してその動向を学ぶ
  日本におけるデイジーの今後についてシンポジウムを、
  2010年2月19日に開催しました。
(6月14日 新着)
講演会 読みの困難な児童・生徒に向けたDAISYによる支援 報告書
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/seminar20100109/index.html
  DAISY教科書製作提供の活動を中心に、現状について情報共有を行ない、
  提供の事例と成果について生徒の保護者、先生、関係者から報告をしてもらい、
  2010年から施行された著作権法などに関連して
  「DAISY版教科書をどのように普及していくのか」をテーマに
  モンタナ大学障害学生サービス部の渡部テイラー美香氏にコメンテーターとして
  参加してもらいながらパネルディスカッションを行いました。
【情報アクセス-誰もが読める本】
(6月14日 新着)
絵本形式入院パンフレットの取り組み―キャプテン・トンペ「海」へ出る!
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/1006_ohnuma/index.html
  6歳ぐらいのお子さんにわかるように、A病院の入院パンフレットを
  絵本形式で製作した取り組みについてご紹介いただきました。
【情報アクセス-情報アクセシビリティ:ICTを活用した情報支援】
(6月15日 新着)
岡本真理さんのパソコンサポート事例報告
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/it/pcv-support.html
  昨年からDINFに転載をさせて頂いている「マリタイムス」の著者にご協力を頂き、
  掲載していくまでの 様子をサポートの事例として報告して頂きました。
  そのため、実名での報告となっております。
  障害やパソボラとの関わりについての詳細は
  「マリタイムスDINF掲載にあたり」の中で説明しておりますので、
  そちらも併せてご覧下さい。
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes.html
【調査・研究-国際比較・海外事情】
(5月28日 新着)
障害者海外事情調査研究情報リンク集
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/hikaku/information.html
  平成19年度から21年度まで
  「障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)」
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/jiritsu.html
  を実施した関連で、参考情報として、障害者海外事情調査研究情報を
  収集してきました。
  リンク集として公開し、さらに情報を収集していきたいと思います。
【会議・セミナー】
(6月11日 新着)
平成21年度 国際セミナー報告書
障害者の新しい雇用 -インクルーシブな雇用の実現-
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/100131seminar/index.html
  近年、社会的企業に対する関心の高まりのなか、障害者分野においては、
  ソーシャル・ファームなど、障害者福祉の領域を超えた新しい雇用形態が
  世界各国で生まれてきています。
  日本でも、ソーシャルファームジャパンが設立されるなど、
  障害者の新しい雇用に対する取り組みがはじまっています。
  1月31日に開催した本セミナーでは、これまでの実績を踏まえ、
  先進国の専門家を招聘し、わが国の障害者の雇用を促進するための
  インクルーシブな雇用の取り組みの発展にむけての具体的な方策について、
  事例にもとづく検討を行いました。
【協会発ジャーナル】
(6月1日,6月7日 新着)
<新着目次>
月刊ノーマライゼーション 2010年6月号(通巻347号)目次
 特集「自立支援機器の開発と普及」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n347/index.html
<バックナンバー新規掲載>
月刊ノーマライゼーション 2007年6月号(通巻311号)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n311/index.html
  ノーマライゼーションは、各省庁の障害者施策に関する情報や動き、
  全国各地域での実践例の紹介、移動・コミュニケーションなどの生活情報、
  「第2次アジア太平洋障害者の十年」「障害者権利条約」など
  国連をはじめとする世界の障害のある人を取り巻く動きを紹介した、
  障害者福祉総合情報誌です。
  http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
  DINFでは、1995年10月号から2007年6月号までの目次と記事本文、
  2007年3月号から最新号までの目次を掲載しています。
  バックナンバーの記事本文は、
  紙媒体の発行から3年が経過したものを順次掲載していきます。
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【2】RI事務局よりお知らせ
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●リハビリテーション・インターナショナル(RI)ヨーロッパ地域会議のご案内
RIは今年の11月9日-10日にコペンハーゲンにてヨーロッパ地域会議を開催します。
テーマは
『障害者権利条約とヨーロッパにおけるリハビリテーション
 ―個人とリハビリテーション管理への影響』
(The United Nations' Convention on the Rights of Persons with Disabilities and 
Rehabilitation in Europe: -Effects on Individuals and Rehabilitation Management)
関心のある方はRIのホームページをご覧ください。
http://www.riglobal.org/wp-content/uploads/2010/03/ECConferenceAnnouncement.pdf
 
お問い合わせ先:日本障害者リハビリテーション協会国際課
JSRPD_kokusai@yahoo.co.jp
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【3】ウェブ担当者コラム
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●2010年第13回絵本学会大会 “絵・ことば・音”
 絵本学会サイト:http://www.u-gakugei.ac.jp/~ehon/index.html
 第13回絵本学会大会:http://www.u-gakugei.ac.jp/~ehon/data/news/2010/01.pdf
5月3日、4日に表題の学会大会に参加した。
ここでは、4日に行なわれたラウンドテーブル2「子育て支援」について報告する。
話題提供者は、渡辺順子さん(東京布の絵本連絡会代表・すずらん文庫)と
大塚敦子さん(フォトジャーナリスト)、
コーディネーターは、大沼郁子さん(児童文学研究者)であった。
大沼さんは「病児の不安を緩和するための絵本形式入院パンフレット」について、
報告した。
大沼さんが医療者以外の立場で病院に入ることにより、
医療者でないからこそ言えることを子ども達がたくさん語ってくれた
というエピソードが印象的だった。
入院する子どもの立場に立ったパンフレット作りのご尽力が伺える報告だった。
なお、大沼さんには、「絵本形式入院パンフレットの取り組み」について
DINFにご寄稿いただいた。
 絵本形式入院パンフレットの取り組み
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/1006_ohnuma/index.html
大塚さんは、小児病棟の子どもたちを撮影し続けた日々と写真を紹介した。
『わたしの病院、犬がくるの』でも、紹介された子どもたちについて、
なぜ犬が来るのが嬉しいのか? 普段は病院の子供たちはどんな生活を送っているのか?
を追った写真であった。
最初は犬が来る日だけ撮影に行っていたそうだが、
写真自体と同じで、光と影が必要だから、
犬が来る日だけでは見えてこない普段の日々も撮影することにして、
ほぼ毎日、2年間通ったという言葉が印象的だった。
渡辺さんは、布の絵本の可能性について、
今まで積み重ねてきた文庫活動も踏まえて報告した。
最後に実演の布の絵本『よぞら』(広島県福山市「あおむしグループ」原作)が
幻想的で引き込まれた。
当日の渡辺順子さんの資料は、DINFに転載させていただいている。
 「布の絵本」からのメッセージ ~人権・環境・平和の願いを ひと針に託して~
 渡辺順子(東京布の絵本連絡会代表・すずらん文庫)
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/1005_watanabe/index.html
本について、デジタル化されていくものと
手作りで残っていくものについて大いに考えさせられた。
なお、7月3日に開催する「子どもと本との出会いのために―誰もが読める絵本」では、
渡辺さんに日本での布の絵本の普及の意義や活動状況についてご講演いただく。
http://www.normanet.ne.jp/info/kouenkai100703.html
*なお、7月3日の講演会は、おかげさまで定員に達しました。
 この講演会の報告は後日DINFにて掲載いたします。
□□■ 編集後記………………………………
「読書」の周辺も「DAISY」の周辺もにぎやかになってきました。
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●障害者福祉の総合情報誌
月刊『ノーマライゼーション』(定価800円)
最新刊 6月号
 特集「自立支援機器の開発と普及」
http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
●障害者福祉専門職の方必読!
季刊『リハビリテーション研究』(定価1200円)
最新刊 143号
 特集「職業リハビリテーションの新たな展開」
CD-ROM版発売中(1号~100号分、ブックレット付。9500円)
http://www.normanet.ne.jp/~info/rihaken/
………………………………………………………………………………
 発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
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