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障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー

第68号(2012年5月24日配信)

□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
                第68号(2012年5月24日配信) 刊行:不定期
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 DINF(Disability INFormation Resources)は、
 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
 障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
 国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
 提供しているサイトです。
 【 DINFホームページ 】http://www.dinf.ne.jp
 【 お問合せ 】webmaster@dinf.ne.jp
 【 配信停止の申請 】
 メールの件名に「配信停止の申請」と書き、
 登録されているメールアドレスよりお送り下さい。
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 【 プライバシーポリシーについて 】
 個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
 つきましては細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】新着情報(2012年4月27日~5月24日)
【2】セミナー案内
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【1】新着情報(2012年4月27日~5月24日)
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●情報アクセス
【著作権法の現況】
(5月8日 新着)
著作権法改正と障害者サービス 第14回
都道府県立図書館の役割
 杉田正幸(大阪府立中央図書館)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/sugita_jla1203.html
  改正著作権法第37条により、
  視覚によりその表現が認識される著作物の利用が困難な人のために、
  公共図書館等において一定の条件のもとでの複製等を
  行うことができるようになったことを受けて、
  都道府県立図書館として可能なサービスを考察しています。
  項目としては、資料の製作と購入、貸出、市町村図書館への支援と研修の実施、
  対面朗読、郵送貸出および市町村図書館への資料の貸出、関連機関との協力、
  パソコン利用支援や電子図書館やデータベースへの対応が挙げられています。
  この記事は、日本図書館協会編、図書館雑誌2012年3月号より転載しました。
  図書館雑誌の「著作権法改正と障害者サービス」のシリーズは、
  著者の方と日本図書館協会事務局から許可をいただき、
  次の号が出てからDINFに転載させていただいています。
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright.html
●世界の動き
【国連および関連国際機関の障害者に関する活動】
(5月8日 新着)
ICTアクセシビリティの促進によるインクルーシブな社会の構築と開発:
新たな課題と動向に関する国連専門家会議
「ICTと障害-アクセスと共生社会、すべての人のための開発へ」(抄訳)
2012年4月19日-21日 東京 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/un/un_expert_group_meeting_120419.html
  国連のサイトに掲載されていた、表題の会議の基本情報の抄訳です。
  会議の規模と目的、期待される成果等がまとめられています。
  なお、この専門家会議の内容の報告は、4月21日に、
  国際フォーラム「障害者の情報コミュニケーションアクセスと共生社会:
  日本の経験と国際貢献から」―国連専門家会議「ICTと障害」報告会―
  として行われました。
  http://unic.or.jp/unic/highlight/2658/
  この報告会については、DINFメルマガ第67号でもご紹介しています。
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/form/no67.html
  出典:
  United Nations Expert Group Meeting on Building Inclusive Society and 
  Development through Promoting ICT Accessibility: Emerging Issues and Trends 
  (Tokyo Japan, 19-21 April 2012)
  http://www.un.org/disabilities/default.asp?id=1596
●法律・行政
【国内外の障害者差別禁止法・条例】
(5月11日 新着)
八王子市:障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/anti/hachioji.html
  障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例は、
  2011年12月15日、八王子市条例第24号として成立し、
  2012年4月1日より施行されました。
  政令市を除くと、市町村レベルでは全国で初めての障害者差別禁止条例です。
  DINFでは、条文全文をHTML化して掲載しています。
  なお、八王子市の差別禁止条例に関するページでは、
  条例の目的、定義、基本的理念、主な内容を紹介しています。
  条例の概要と全文、八王子市障害者の権利擁護に関する調整委員会規則を
  PDFで読むことができます。
  障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例を施行しました
  ≪平成24年4月1日≫
  http://www.city.hachioji.tokyo.jp/korei_shogai/33785/033788.html
【障がい者制度改革推進会議】
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/index.html
  新着会議資料:
  障害を理由とする差別の禁止に関する法制の制定に向けて
  ―論点に関する中間的な整理―
  平成24年3月16日
  障がい者制度改革推進会議差別禁止部会
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/bukai_seitei.html
  第17回障がい者制度改革推進会議差別禁止部会(2012年4月27日)会議資料
  (テキスト版)
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/k17/k_meeting_17.html
  第18回障がい者制度改革推進会議差別禁止部会(2012年5月11日)会議資料
  (テキスト版)
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/k18/k_meeting_18.html
  新着会議レポート:
  第38回障がい者制度改革推進会議―新たな障害者政策委員会へ向けて―
  -リレー推進会議レポート16-
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/report_1205.html
●JDF東日本大震災被災地障害者総合支援本部
http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html
Support information for 2011 Tohoku Kanto Earthquake
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/resource/tohoku_earthquake.html
●協会発ジャーナル
【ノーマライゼーション】
(5月8日、5月16日 新着)
<新着目次>
月刊ノーマライゼーション 2012年5月号(通巻370号)目次
 特集「障害者虐待防止法」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n370/index.html
<新着バックナンバー記事本文>
月刊ノーマライゼーション 2009年1月号(通巻330号)
 特集「障害者の政治参加」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n330/index.html
  ノーマライゼーションは、各省庁の障害者施策に関する情報や動き、
  全国各地域での実践例の紹介、移動・コミュニケーションなどの生活情報、
  「第2次アジア太平洋障害者の十年」「障害者権利条約」など
  国連をはじめとする世界の障害のある人を取り巻く動きを紹介した、
  障害者福祉総合情報誌です。
  雑誌のご購読は「月刊誌ノーマライゼーション」のページよりお申込みください。
  http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
  バックナンバーの購入も可能です。
  (2011年)
  7月号「大特集東日本大震災~被災障害者の実態と新生への提言」
  8月号「スポーツを楽しもう~パラリンピックに向けて~」
  9月号「障害者基本法の改正」
  10月号「障害学生のキャリア支援」
  11月号「障害者総合福祉法の制定に向けて」」
  12月号「ユニバーサルデザインを考える」
  (2012年)
  1月号「政策への障害当事者の参画」
  2月号「女性と障害」
  3月号「東日本大震災から1年、障害者は今」「平成24年度障害保健福祉関係予算」
  4月号「自立支援法に代わる新法への期待」
  DINFでは、1995年10月号から2009年1月号までの目次と記事本文、
  2009年2月号から最新号までの目次を掲載しています。
  バックナンバーの記事本文は、
  紙媒体の発行から3年が経過したものを順次掲載していきます。
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【2】セミナー案内
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●国際セミナー「インクルーシブな障害者雇用の現在
 -ソーシャル・ファームの新しい流れ」
 http://www.normanet.ne.jp/info/seminar120617.html
■日時:2012年6月17日(日)10:30~17:00
■会場:国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)
 大阪府堺市南区茶山台1-8-1(泉北高速鉄道「泉が丘」徒歩すぐ)
 http://www.big-i.jp/info/access.php
■助成:東京都民共済生活協同組合
■主催:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会、国際障害者交流センター
■協力:ソーシャルファームジャパン
■定員:300名
■参加費:無料
■情報保障:同時通訳・要約筆記付き
■趣旨:
ソーシャル・ファームは、社会的企業の一つであり、
障害者を含む就業困難者が一般労働市場で働けるようにするための企業である。
イタリアの精神障害者に働く場を提供するために生まれた社会的な目的をもつ、
しかも、営利を目的とする企業形態である。
その後、ドイツ、イギリスなどヨーロッパを中心に発展し、今日では、
ヨーロッパにおける障害者や就業困難者の一つの雇用形態として定着している。
多くのソーシャル・ファームが生まれ、いろいろな新しい仕事が生み出されている。
また、近年、北欧においてもソーシャル・ファームが発展しつつあり、
福祉国家においてもその意義が評価されつつある。
そこで、本事業では、ヨーロッパの専門家を招へいし、
ソーシャル・ファーム先進各国のソーシャル・ファームの現状を
評価していただくとともに、その取り組みを紹介していただく。
そして、我が国の専門家と議論することで、
我が国の今後の障害者雇用のありかたについて示唆を得ることを目的とする。
■プログラム:
【基調講演】
「日本におけるソーシャル・ファームの動向」
炭谷茂氏(恩賜財団済生会理事長、ソーシャルファームジャパン理事長)
【講演1】「欧州のソーシャル・ファームの現状と評価」
ゲロルド・シュワルツ氏(国際移住機関経済開発局プログラムマネージャー)
【講演2】「英国のソーシャル・ファームの動向」
フィリーダ・パービス氏(リンクス・ジャパン会長)
【講演3】「オランダとベルギーのソーシャル・ファームの動向」
バーナード・ジェイコブ氏(ベルギー保健省メンタルヘルスケア
改革プロジェクトマネージャー兼全国コーディネーター)
【パネルディスカッション】
コーディネーター:寺島彰氏(浦和大学総合福祉学部 教授)
パネリスト:
伊藤静美氏(社会福祉法人一麦会麦の郷理事、障害者地域リハビリテーション研究所所長)
中崎ひとみ氏(社会福祉法人 共生シンフォニー 常務理事)
炭谷茂氏 ゲロルド・シュワルツ氏 
フィリーダ・パービス氏 バーナード・ジェイコブ氏
セミナー終了後に懇親会(ドリンク・軽食付き)を開催致します。定員50名
(軽食代1000円を当日申し受けます。要申込み)
■セミナー申込先:
参加申込書を以下のいずれかにFAXまたは封書、Eメールにてお送り下さい。
追って入場券を送付致します。当日は入場券をご持参下さい。
●公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター 担当:有田・野村
〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL: 03-5273-0796 FAX: 03-5273-0615
E-mail:dinf-j@dinf.ne.jp
●国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)「フォーラム」係
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1-8-1
TEL: 072-290-0962 FAX: 072-290-0972
E-mail:forum@big-i.jp
申込締め切り: 2012年6月8日(金)
●必要事項をご記入の上、6月8日(金)までに
FAXまたは封書、Eメールにて下記までお送りください。
追って入場券を送付致します。当日は入場券をご持参下さい。
詳細リンク先:http://www.normanet.ne.jp/info/seminar120617.html
(申し込み必要事項は詳細リンク先にあります。)
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●国際セミナー「防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割」
 http://kokucheese.com/event/index/38444/
■日時:2012年7月7日
■開催場所:TKP東京駅ビジネスセンター1号館 2階 ホール2A
(東京都中央区八重洲1-4-21 共同ビル)
■参加費:無料
■定員:100人(先着順)
■主催:(公財)日本障害者リハビリテーション協会
■助成:東京都民共済生活協同組合、全国労働者共済生活協同組合連合会
■後援:日本DAISYコンソーシアム
■情報保障:
同時通訳、パソコン要約筆記あり。
手話通訳・点字資料・磁気ループが必要な方は申込みの際にご記入ください。
■趣旨:
昨年3月の東日本大震災の犠牲者の多くが、
移動や情報と知識のアクセスが困難な障害者と高齢者だったという衝撃的な事実が、
その後の被災地での調査で少しずつ明らかになっている。
更に、大災害から生き延びたすべての人々の生活と地域の再建に必要な
膨大な知識と情報のアクセスに重大な問題があることも分かってきた。
そこで、この大震災の経験に学び、高齢者と障害者もいっしょに進める
地域ぐるみの防災と復興の支援に欠かせない知識と情報のアクセスの
ユニバーサルデザインの最新動向と実践例について報告を受け、
その普及促進をはかるためのセミナーを開催する。
セミナーでは、本年4月に東京で開催された情報通信技術(ICT)国連専門家会議の
災害特別セッションのモデレーターを務めたDAISYコンソーシアム前会長の
河村宏氏が基調講演を行う。
被災地の復興を支援しながら防災のユニバーサルデザインの観点で研究を進めている
人と防災未来センター宇田川真之主任研究員、
すべての人に災害と科学の知識のアクセスを保障することをめざして
DAISY4とEPUB3の開発を進めているDAISYコンソーシアムとIDPF両方の技術開発責任者を
兼務するマーカス・ギリング技術主任(CTO)、
また大洪水や津波の被害を受けたタイでのインクルーシブな防災の取り組みの
先頭に立っている全盲のブンタン上院議員の3人を講師として、
国内外におけるDAISYを活用した防災のユニバーサルデザインの普及推進と
被災者支援について具体的に何ができるかを考える。
■プログラム:
13:30-13:40
  開会挨拶 日本障害者リハビリテーション協会
13:40-13:55
  基調講演:“防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割” 
  河村 宏(DAISYコンソーシアム理事・前会長)
13:55-14:25
  “東日本大震災の教訓と被災者への知識アクセス支援の課題”
  防災未来センター主任研究員 宇田川真之
14:25-14:55
  “DAISYとEPUBによる知識アクセス -災害知識のユニバーサルデザイン-”
  マーカス・ギリング (DAISYコンソーシアム・IDPF 技術主任)
14:55-15:25
  “タイにおける防災の取り組みとDAISY=EPUBの活用”
  モンティエン・ブンタン(タイ上院議員、タイ視覚障害者協会会長)
15:25-15:40
  休憩
15:40-16:30
  質疑応答
■参加申込先:
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
担当:長田、吉広、野村
■詳細リンク先(申し込みフォームあり):
http://kokucheese.com/event/index/38444/
□□■ 編集後記……………………………………………………
5月21日に障害者政策委員会のメンバーの発表がありました。
障がい者制度改革推進会議は、閣議決定による設置でしたが、
障害者政策委員会は、改正障害者基本法第32条に基づく設置で、
障害者基本計画に関する調査審議、
内閣総理大臣・関係各大臣への意見表明等の機能・権限があります。
DINFでは、障がい者制度改革推進会議に引き続き、
障害者政策委員会の動きに注目していきます。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/index.html
………………………………………………………………………………
●障害者福祉の総合情報誌
月刊『ノーマライゼーション』(定価800円)
5月号 「障害者虐待防止法」
http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
●障害者福祉専門職の方必読!
季刊『リハビリテーション研究』(定価1200円)
150号 特集「第34回総合リハビリテーション研究大会」
CD-ROM版発売中(1号~100号分、ブックレット付。9500円)
http://www.normanet.ne.jp/~info/rihaken/
………………………………………………………………………………
 発行元:(公財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
………………………………………………………………………………■■■

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