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障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー

第72号(2012年10月11日配信)

□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
                第72号(2012年10月11日配信) 刊行:不定期
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 DINF(Disability INFormation Resources)は、
 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
 障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
 国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
 提供しているサイトです。
 【 DINFホームページ 】http://www.dinf.ne.jp
 【 お問合せ 】webmaster@dinf.ne.jp
 【 配信停止の申請 】
 メールの件名に「配信停止の申請」と書き、
 登録されているメールアドレスよりお送り下さい。
 webmaster@dinf.ne.jp
 【 プライバシーポリシーについて 】
 個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
 つきましては細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】新着情報(2012年8月22日~10月11日)
【2】読みやすい図書のためのIFLA指針(ガイドライン)改訂版
【3】2012年度CBRセミナーのご案内
【4】『リハビリテーション研究』最新号(152号)のご案内
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【1】新着情報(2012年8月22日~10月9日)
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●情報アクセス
【アクセシブルな情報システム”DAISY”に関する取り組み】
(9月3日 新着)
NISOとDAISYコンソーシアム、
標準規格「オーサリング・インターチェンジ・フレームワーク(A&Iフレームワーク)」を
公表(2012年8月7日発表)(抄訳)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/niso_daisy.html
  米国情報標準化機構(NISO)とDAISYコンソーシアムは、新たな米国標準規格、
  オーサリング・インターチェンジ・フレームワーク(ANSI/NISO Z39.98-2012)を
  公表しました。
  この標準規格は、すべての人にとってアクセシブルなさまざまなフォーマットへの
  変換に適したドキュメントを作成するために、XMLを使用してデジタル情報を
  記述する方法を定義しています。
  この標準規格は、一般にDAISY標準規格(ANSI/NISO Z39.86-2005(R2012))と
  呼ばれているデジタル録音図書(DTB)の仕様を改定し、拡張し、強化したものです。
  出典:
  NISO and DAISY Consortium Publish Authoring 
   and Interchange Framework Standard
  http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=47de4fe39e4ee2256ce26f1438daebb19d394258
【転載「マリタイムス」】
(8月25日 新着)
「マリタイムス」No.148 2012年8月25日発行 岡本真理
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes_0148.html
  No.148目次
  残暑お見舞い申し上げます。
  「ロンドンオリンピック開幕、日本選手活躍でメダルも続く」
  「全障研広島大会報告」8月11~13日
  終戦特集「語り継いで若い世代につなぐ、日本の平和の大切さを」
  「異常気象の夏に悩まされる」
  「近況報告」お腹の調子はおちついています」
  マリタイムスDINF掲載にあたり
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes.html
●世界の動き
【国連障害者の権利条約―障害者権利条約に関連した動き】
(10月4日 新着)
障害者の権利条約第4回締約国会議
日本政府国連代表部木村徹也公使のステートメント
2012年9月7日
仮訳:長瀬修
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/rightafter/statement120907.html
  2007年9月の障害者権利条約署名以降に日本が実施した施策として、
  2009年12月に内閣に「障がい者制度改革推進本部」を設置したこと、
  改正障害者基本法が2011年7月29日に成立したこと、
  第32条が規定している国際協力に政府開発援助(ODA)を通じて
  協力してきたことを報告しています。
障害者権利条約第5回締約国会議
ラウンドテーブル1 アクセシビリティと技術
障害者権利条約(CRPD)第5回締約国会議
2012年9月12日‐14日
ニューヨーク 国連本部
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/rightafter/roundtable120912.html
  登壇した河村宏氏(DAISYコンソーシアム)、
  フランシス・ウェスト氏(Frances West)(IBM)、
  インマクラーダ・プラセンシア‐ポレロ氏(Inmaculada Placencia-Porrero)
  (欧州委員会)、
  ショーン・クルーズ氏(Sean Cruse)(国連グローバル・コンパクト)の
  講演の概要が書かれているENABLE会議日報の抄訳です。
  出典:
  ENABLE会議日報
  9月12日 ラウンドテーブル1
  (Enable Daily Bulletin from the Conference, 12 September: 
   Opening session, elections, and Roundtable 1)より一部抄訳
  公式声明はPaperSmartで、ウェブキャストのアーカイブは
  Enableのウェブサイトで、利用可能。
  http://papersmart.un.org/crpd/programme
●調査・研究
【法律】
(9月21日 新着)
アメリカ ADA法(障害のあるアメリカ人法) -その成果と課題-
The Americans with Disability Act: Accomplishments and Challenges
リチャード・スコッチ氏(米国テキサス大学社会科学部 教授)
院内学習会
「アメリカ ADA法の最新動向と課題~日本の障害者差別禁止法制に向けた対話~」
(2012年7月6日 主催:日本障害フォーラム)より
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/law/20120706scotch/index.html
  表題の講演について、講演内容の訳、
  資料(パワーポイント)の日本語訳と英語を公開しています。
●会議・セミナー
【ソーシャル・インクルージョン/ソーシャル・ファーム】
(9月28日 新着)
ソーシャル・ファームに関する意見交換会
日時:6月16日(土)13:00~16:30
会場:戸山サンライズ 中会議室
主催:
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
ソーシャルファームジャパン
助成:東京都民共済生活協同組合
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/seminar20120616/index.html
  表題の意見交換会について、講演内容と資料を公開しています。
●法律・行政
【障がい者制度改革推進会議・障害者政策委員会】
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/index.html
  新着会議資料:
  第2回障害者政策委員会(2012年8月20日)会議資料
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/s2/s_meeting_2.html
  第2回障害者政策委員会 差別禁止部会(2012年8月17日)会議資料
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/sk2/sk_meeting_2.html
●協会発ジャーナル
【ノーマライゼーション】
(9月7日、9月13日、10月9日 新着)
<新着目次>
月刊ノーマライゼーション 2012年9月号(通巻374号)目次
 特集「バリアフリー観光:夢を叶える新しい旅行」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n374/index.html
月刊ノーマライゼーション 2012年10月号(通巻375号)目次
 特集「新障害者基本計画への期待」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n375/index.html
<新着バックナンバー記事本文>
月刊ノーマライゼーション 2009年5月号(通巻334号)
 特集「障害種別を越えた地域交流・支援」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n334/index.html
  ノーマライゼーションは、各省庁の障害者施策に関する情報や動き、
  全国各地域での実践例の紹介、移動・コミュニケーションなどの生活情報、
  「第2次アジア太平洋障害者の十年」「障害者権利条約」など
  国連をはじめとする世界の障害のある人を取り巻く動きを紹介した、
  障害者福祉総合情報誌です。
  雑誌のご購読は「月刊誌ノーマライゼーション」のページよりお申込みください。
  http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
  バックナンバーの購入も可能です。
  (2011年)
  9月号「障害者基本法の改正」
  10月号「障害学生のキャリア支援」
  11月号「障害者総合福祉法の制定に向けて」」
  12月号「ユニバーサルデザインを考える」
  (2012年)
  1月号「政策への障害当事者の参画」
  2月号「女性と障害」
  3月号「東日本大震災から1年、障害者は今」「平成24年度障害保健福祉関係予算」
  4月号「自立支援法に代わる新法への期待」
  5月号「障害者虐待防止法」
  6月号「情報アクセスとコミュニケーション保障」
  7月号「難病者支援の課題と展望」
  8月号「戦後の障害者史(1945~1975)―ゼロからのスタートを省みる」
  DINFでは、1995年10月号から2009年5月号までの目次と記事本文、
  2009年6月号から最新号までの目次を掲載しています。
  バックナンバーの記事本文は、
  紙媒体の発行から3年が経過したものを順次掲載していきます。
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【2】読みやすい図書のためのIFLA指針(ガイドライン)改訂版
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日本障害者リハビリテーション協会では、
IFLAで刊行された専門報告書(IFLA Professional Reports)のうち、
次の3冊を翻訳してDINFに掲載しています。
"Guidelines for Easy-to-Read Materials"
「読みやすい図書のためのIFLA(国際図書館連盟)指針」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/easy/ifla.html
"Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia"
「ディスレクシアのための図書館サービスのガイドライン」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/easy/gl.html
"Guidelines for Library Services to Persons with Dementia"
「認知症の人のためのサービスガイドライン」
HTML版:
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/dementia_iflaprofrep104.html
PDF版:
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/IFLA_Guidelines.pdf
また、IFLAの印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会
(Libraries Serving Persons with Print Disabilities Section : LPD)に
常任委員として参加し、LPDに代わって、
IFLA Directory 4th Editionを出版し、Directoryをオンラインで提供しています。
http://ifla.jsrpd.jp/
"Guidelines for Easy-to-Read Materials"は、
2010年に改訂版が出版されました。
http://www.ifla.org/en/publications/guidelines-for-easy-to-read-materials
IFLAのサイトには、改訂版の英語原文とともに、
翻訳版としてスペイン語版と日本語版が掲載されています。
Guidelines for easy-to-read materials Revision 
by Misako Nomura, Gyda Skat Nielsen and Bror Tronbacke 
on behalf of the IFLA/Library Services to People with Special Needs Section 
The Hague, IFLA Headquarters.
31p. - 30 cm (IFLA Professional Reports; 120) 
ISBN 978-90-77897-42-3 ISSN 0168-1931
改訂版の英語原文(PDF版):
http://www.ifla.org/files/hq/publications/professional-report/120.pdf
改訂版の日本語訳(PDF版):
http://www.ifla.org/files/hq/publications/professional-report/120-ja.pdf
改訂版の日本語訳は、日本障害者リハビリテーション協会訳、
日本図書館協会障害者サービス委員会監訳で、
日本図書館協会より2012年6月に出版されました。
冊子版は実費で入手可能です。
国際図書館連盟特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会,
野村美佐子,ギッダ・スカット・ニールセン,ブロール・トロンバッケ編.
読みやすい図書のためのIFLA指針(ガイドライン).改訂版.
日本図書館協会障害者サービス委員会監訳,日本障害者リハビリテーション協会訳.
日本図書館協会,2012.6,59p.(IFLA専門報告書第120号)
IFLAについて(IFLA Publications Series 記載文の抄訳)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/ifla/about_IFLA.html
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【3】2012年度CBRセミナーのご案内
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●2012年度CBRセミナー
 CBR vs 三方よし
 http://www.normanet.ne.jp/info/seminar121013.html
■日時:2012年10月13日(土)10時-16時
*当日参加も受け付けます。
■場所:戸山サンライズ(東京都新宿区)2階 大・中会議室
■情報サービス:手話通訳、要約筆記、点字プログラム
■参加費:
 セミナー:無料
 レセプション(セミナー終了後、戸山サンライズ2階特別会議室にて、
        1人約2,000円程度)
■主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
■趣旨:
当協会ではこれまでCBRの専門家を招いて国際セミナーを開催してきました。
2010年にWHO等により発表されたCBRガイドラインでは、CBRの目的は
CBID(コミュニティにおけるインクルーシブ開発)であることが明記されました。
今回のセミナーでは途上国でのCBRやCBIDと日本の地域作りと地域福祉の活動を紹介し、
共通点はどこにあるのか参加者の皆様と意見交換をしたいと思います。
講師にはイギリスからピーター・コールリッジさんをお招きします。
コールリッジさんは、現在はフリーランスのリサーチャーとして活躍されており、
これまでに40年の活動経験の中で世界中の多くに国を訪問されました。
またCBRガイドラインの「生計」を執筆された方です。
また国内ではこれまでに日本国内地域福祉や地域作りの中に
CBRの概念に近い考えを見いだしてきましたが、
そこでたどりついたのが近世に活躍した近江商人の理念である三方よし精神です。
三方よしとは、売り手よし、買い手よし、世間(地域)よしのことで、
はじめから地域を念頭に置いている考えです。
今回は三方よしの発信地である東近江市から3人の講師をお招きします。
途上国を中心に発展してきたCBRの考え方と日本の一部で伝統的に言われてきた
三方よしの理念がどう響き合うのか、
今回のセミナーをとおして皆様と確かめたいと思います。
後半では講師と参加者の皆さんとの対話の時間を設けていますのでぜひご参加ください。
■参加申込先:
日本障害者リハビリテーション協会(国際課)
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
TEL: 03-5292-7628 FAX: 03-5292-7630
E-mail: sasaki.yuka@dinf.ne.jp (担当:上野・佐々木) 
■詳細リンク先:
http://www.normanet.ne.jp/info/seminar121013.html
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【4】『リハビリテーション研究』最新号(152号)のご案内
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『リハビリテーション研究』第152号 2012年9月発行
◆職業リハビリテーション概念の再考(松為信雄)
◆特集 WHOによる「障害に関する世界報告書」と「CBRガイドライン」
・「障害に関する世界報告書」刊行の背景と概要と意義(江藤文夫)
・「障害に関する世界報告書」に学ぶ―データ収集と雇用を中心に―(佐藤久夫)
・WHO「障害に関する世界報告書」におけるリハビリテーション(奥野英子)
・CBRの変遷とCBRガイドラインの概要(上野悦子)
・CBRガイドラインによる南インド障害者自助グループプログラムの分析(高嶺豊)
・WHO「CBRガイドライン」におけるリハビリテーション(奥野英子)
◆講座 若年性認知症のリハビリテーションをめぐる諸問題 第4回
 就労支援の在り方と実践
 ―実践における行動特性と支援対応への分析的視点から―(比留間ちづ子)
◆文献抄録
◆用語の解説
・Stakeholder(森壮也)
・Washington Group (WG) on Disability Statistics(筒井澄栄)
◆学会・セミナー報告
・国際フォーラム「障害者の情報コミュニケーションアクセスと共生社会:
 日本の経験と国際貢献から」―国連専門家会議「ICTと障害」報告会(金政玉)
・NHKハートフォーラム「東日本大震災そのとき福祉現場は 
 被災経験から何を学ぶか」(川村雄次)
・国際セミナー「インクルーシブな障害者雇用の現在
 -ソーシャル・ファームの新しい流れ」(有田由子)
・第9回日本グループホーム学会岩手大会(長葭千恵子)
◆編集後記(奥野英子)
※定期購読者は本誌をウェブ上でも読めます。
新規お申し込み・お問い合わせは当協会へ
http://www.normanet.ne.jp/~info/rihaken/
DINFでは、『リハビリテーション研究』のバックナンバーの目次を掲載しています。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/rehab.html
□□■ 編集後記……………………………………………………
学会等のイベントが増えてきました。
前回発行は8月の終わりでしたが、
9月がとても早く過ぎてしまったように感じています。
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●障害者福祉の総合情報誌
月刊『ノーマライゼーション』(定価800円)
10月号 特集「新障害者基本計画への期待」
http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
●障害者福祉専門職の方必読!
季刊『リハビリテーション研究』(定価1200円)
152号 特集「WHOによる「障害に関する世界報告書」と「CBRガイドライン」」
CD-ROM版発売中(1号~100号分、ブックレット付。9500円)
http://www.normanet.ne.jp/~info/rihaken/
………………………………………………………………………………
 発行元:(公財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
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