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「障害と開発:障害者のためのポスト2015年開発アジェンダの実施」
に関する国連専門家会議

趣旨

国連西アジア経済社会委員会(UN ESCWA)

レバノン・ベイルート

2015年5月11日~13日

経済社会局の社会政策開発室は、2015年5月11日~13日に「障害と開発:障害者のためのポスト2015年開発アジェンダの実施(Disability and development: operationalizing the post-2015 development agenda for persons with disabilities)」のテーマに基づいた専門家会議をレバノン・レベイルートにある国連西アジア経済社会委員会と共同開催を行う。

ポスト2015年開発アジェンダが最終的にまとめられるので、国際社会はこのアジェンダの実施に向けての戦略やメカニズムを確立する必要がある。障害インクルーシブな実施のための戦略の策定にあたり、障害の主流化での過去の教訓を活用する必要があり、既存のメカニズムは根深いギャップと効果的な実施を妨げる障壁を認識するために、見直しをした。

この専門家会議は、障害インクルーシブなプログラムの実施のフィールドの体験から学んだ教訓の見直し、ポスト2015アジェンダを運営するための戦略とその戦略の選択肢の議論といった最近の進展を評価するために開催される。本会合では、障害者の開発目標を達成するため、計画やプログラム、政策の立案・モニタリング・評価のためのロードマップを含めたポスト2015枠組の障害インクルーシブな実施のための一連の実践的な提言を最終的に見込んでいる。また本会合は、国連障害者権利条約の実施や、また2013年9月23日に開催された、国際的コミットメントや開発目標を具体的かつ実践的な行動と結果に置き換えるニーズを強調した障害と開発に関するハイレベル会合 (the General Assembly High Level Meeting on Disability and Development)の成果文書の実施に貢献することが期待される。

本会合では、障害、社会経済開発、研究といった経験がある人々を含めて世界中から専門家を招き、アラブの地域の専門家からの貢献を通して、地域的観点を包含する。この会合での提言は、国連システムや国の政府によるポスト2015アジェンダの障害インクルーシブな実施を支援する世界的な取組みへのインプットとして果たすだろう。


出典:
UN Enable(英語)
http://www.un.org/disabilities/default.asp?navid=15&pid=1631

日本障害者リハビリテーション協会 仮訳