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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
1997年6月号(第17巻 通巻191号)
  (財)日本障害者リハビリテーション協会発行

<グラビア>
  ベトナムの障害者職業訓練校と授産施設を訪ねて
写真・文 小野隆
<うたの森>
  雷雨来る
渋沢久
解説 花田春兆
<特集>検証・市町村障害者計画
  政府の障害者プランによる施策の展開が2年目を迎えています。
  その要となる「市町村障害者計画」については、昨年本誌8月号で特集し、引き続き9月号から本年3月号まで連載しました。
  総理府が示した策定指針では、平成8年度中の策定が望ましいとしましたが、実際の策定率は、未だに10%台という状況です。
  策定率が進まない原因は、どのようなところにあるのでしょうか。
  今回編集部では、都道府県および政令指定都市を対象にアンケートを送付し、市町村障害者計画の策定状況や策定率不振の理由、計画推進の方策などをお聞きしました。再びここで、各自治体の計画策定担当者の声や障害団体のリーダーなど、それぞれの立場から問題点と策定推進に向けての提言をいただきます。
  市町村障害者計画の推進のために 手塚直樹
  顕在化してきた自治体間の落差 藤井克徳
<自治体の声>
  障害者の支援機能が不足
庄野雅洋
  住民と共につくる障害者計画 中島利男
  圏域での策定
  ―郡部独自の実態調査への動き―
来海礼規
  「市町村障害者計画」
  ―これからどう進めるか―
一興
  なぜ進まないのか、市町村障害者計画 村谷昌弘
  市町村障害者計画策定と実施に向けて 高田英一
  なぜ進まぬ、市町村の障害者プラン 大澤隆
<1000字提言>
  子供と言葉
山口エリ
  差し出された傘 岩井菜穂美
<文学にみる障害者像>
  アンドレ・ジッド著『法王庁の抜穴』
山県喬
<霞が関BOX>
  文部省・特殊教育の改善・充実について(第1次報告)
初等中等教育局特殊教育課
<旅じたく>
  旅に出るのに大切なこと
戸谷知恵子
  体験・快適な旅をするには
  ―誰もが使いやすい施設の開発を!―
井上久
<海外自立生活新事情>
  発達障害者の居住形態の多様化
定藤丈弘
<高度情報化社会にむけて>
  アルバイトから会社勤めへ
宮崎豊和
  体験・私の在宅勤務 吉村隆樹
<やさしい手話入門>
  「○○をしてもかまいませんか?」
中博一
<列島縦断ネットワーキング>
  東京・ひろがれ パソコンボランティア!
  ―障害者と電子ネットワークの挑戦―
島谷綾子
  滋賀・シンポジウム・障害のある人たちの権利擁護を考える
  ―サングループ事件の問題を中心にして―
北岡賢剛
<長野パラリンピック開催に向けて>
  「プレ・パラリンピック」の開催
(財)長野パラリンピック冬季競技大会組織委員会
<ほんの森>
  日比野イエラ著『わたしは盲導犬イエラ』
(評者)岩橋明子
小山内美智子著『あなたは私の手になれますか 心地よいケアを受けるために』 (評者)三ツ木任一
<フォーラム'97>
  アメリカにおけるユニバーサルデザインの概念
柳田宏治
<働く>
  「銀星の家」を訪ねて
加賀信寛
<ワールド・ナウ>
  アメリカ インターネットでみるアメリカの障害者福祉
久保耕造
 障害者関連国際会議カレンダー(1997~1998)
  インフォメーション
  編集後記