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編集後記

 4月からリハ協の事務所に毎日通うことになり、今のアパートから通うには少々遠すぎるので、もう少し便の良い所に引っ越すことにしました。
 車いすに乗っていなくても障害者にとって、家探しはちょっと大変です。なぜなら、きちんと一人前のお客として扱ってくれる不動産屋が少なく、まずお客さんとして迎え入れて、物件を紹介してくれる不動産屋さんから探さなければならないからです。
 私は大学を出てから何回か引越しをしていますが、そのようないやな経験が何度もあるので、それを少しでも防ぐために今回は障害のない友人といっしょに不動産屋周りをすることにしました。その友人と昨日待ち合わせをして最寄沿線の電車に乗り、住みたいと思っている希望の駅で降りて三軒ほどの不動産屋を周ってみました。
 案の定、またまた不愉快な目に会ってしまいました。入居希望の時期に対して今の時期が早過ぎたということもありますが、私が1人で住むことを伝えると、保証人の有無をしつこく聞いてきたり、「家賃をちゃんと払えるの?」などと言われたりしました。
 あぁ~、むかつく!

(O)

 昨年の12月号に引き続いて、ダスキン研修生のレポートを掲載しました。今回は、視覚障害と聴覚障害の研修生のレポートです。ひらがなで書かれているので、読みにくいと思われた方もいらっしゃると思います。彼らの文章をスムーズな日本語に直すことはできますが、そうすると彼ららしさが文章から消えてしまうので、編集部では、彼らの文章をできるだけそのまま載せることにしました。
 視覚障害の研修生は、点字から墨字にするので、ひらがな文章になっていますが、彼らの話し言葉がそのまま文章に表れていて非常に興味深かったです。また、聴覚障害の研修生は、日本手話で表現することはとてもうまくなっていますが、文章を書いたり、読んだりすることは苦手なようです。本当は、手話で表現してもらった内容を掲載すると、もっと豊富になったかもしれませんが、今回はちょっと頑張ってもらいました。
 2月号が出る頃には各研修生は個別研修に入っている予定です。次回は、個別研修をとおして何を感じたのかをレポートしてもらいたいと思っています。

(K)