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編集後記

 仕事の帰り道や時間つぶしに、フラッと立ち寄った本屋さんでパラパラと雑誌をめくったり、タイトルやコピーに魅かれて手にとった本が意外におもしろくて、つい最後まで時間を忘れて読んでしまったりということが、このところできなくなりました。そこで、最近はもっぱら図書館を利用しています。新聞などで気になった本はメモしておき、予約を入れます。人気のある作家やベストセラーなどは、予約が殺到して大変です。何を予約したのかもすっかり忘れてしまった頃に電話がかかってきて、「ああー そうだった」と思い出すほどです。読みたい本がすぐに読めないもどかしさはあるのですが、日常の雑事に振りまわされている身にはけっこう、いいペースなのです。「この本を予約している人がほかにもいる、どんな人なのだろう」と、かなりマイナーな本を予約した時に先約がいたりすると気になるものです。図書館に行くと、いろいろなサークルの案内やチラシが、所狭しとびっちり掲示板や壁に貼られていて、これを眺めるのも楽しみの一つです。年末年始にかけ、読書の時間を大切にできる“ゆとり”を持ちたいと思います。

(S)

 広報誌・機関紙の誌上診断を企画し、障害者関係団体に参加の呼びかけをしたところ、20数団体、約30誌の参加希望をいただきました。企画当初は、参加団体の数がつかめなくて不安もありましたが、担当者からぜひ参加して内容をみてほしい、診断された内容を編集委員会で参考にしたいなど、予想を上回る反響をいただきうれしい限りです。
 診断のために送っていただいた機関誌は各誌とも特色があって、取り上げているテーマや内容、レイアウトなど見入ってしまいました。「伝える」ための「読んでもらえる(読みたくなる)」誌面づくりの大切さを感じました。野沢さんがキーワードをあげながら、まとめてくださいましたが、担当者(私も含めて)にとって非常に参考になるコメントをいただけたと思います。
 ついつい日々の仕事に追われがちになってしまいますが、立ち止まって考えるいい機会となりました。
 さて、現在本誌のホームページづくりの話が進んでいます。どうせやるなら…、と大きな構想をもっていたのですが、なかなか話が進みませんでした。でもやれるところからやろうということになり、年明けから動き出しそうです。

(K)