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編集後記

 あけましておめでとうございます。年末年始もいつもどおり忙しく過ごされた方もいらっしゃるかと思いますが、岩手で痴呆高齢者のグループホームをやっている私の友人もこの時期は職員が手薄になるので、かえっていつもより忙しいのだと話していました。雪景色で迎えた郷里での新年もあっという間に仕事始めになりました。気を引き締めて、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 1月号は「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラムの特集です。今年の秋に開催される関係の会議は6つあります。札幌で開かれるDPI世界会議のサポートをしている友人も年賀状に「めったにない機会なのでぜひ参加して」と書いてきました。これから積極的にマスコミにも呼びかけてPRが行われると思いますが、身近なところからも紹介していかなければならないでしょう。総合事務局は本協会に置かれ、事務局では今、草の根募金の受付を行っています。みなさんのご協力をお願いいたします。
(TEL03-5273-0601・郵便振替口座00140-8-53113)

(S)

 先月、本誌編集委員会が開かれ、来年度の編集方針が話し合われました。前半は最終年記念フォーラムのことを積極的に取り上げていくことになりました。本誌ではすでにコーナーを設け、随時動きを紹介していますが、今年の4月号からは会議開催直前までミニ特集を組んで紹介していくことになります。
 さて、今月号の特集では最終年記念フォーラムの関係者に抱負を語っていただきました。札幌では、ススキノで車いすの人も入れるお店を増やそうという動きや会場近くの商店街でも障害のある人たちが利用できるまちづくりの取り組みが広がっているそうです。国際会議の開催が関係者だけでなく、そのまちに住む人たちにも巻き込んでの大きな広がりをみせています
 大阪フォーラムのメイン会場に予定されている国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)。昨年オープンしたばかりなので、まだまだご存知ないかたも多いようです。報告によるとかなり設備が整っているようです。車いすのフットレストで操作ができる「フットレストボタン」にさまざまな機能がついた33人乗りのエレベータなど、一度利用してみたいですね。

(K)

(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
2002年1月号(第22巻 通巻246号)