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「日本障害フォーラム準備会」の発足

　去る１０月６日、「日本障害フォーラム準備会」（以下「ＪＤＦ準備会」）が発足しました。
　これは、昨年開催された「アジア太平洋障害者の十年最終年記念フォーラム」の成果を受けたものです。その目的は、第２次「アジア太平洋障害者の十年」とわが国の「障害者基本計画」の推進、また障害をもつ人の権利を推進することです。
　ＪＤＦ準備会代表は、兒玉明氏（日本身体障害者団体連合会会長）、準備会事務局は、当面、当協会が担当することになりました。
　なお、ＪＤＦ準備会に参加している団体は、以下のとおりです。

（順不同）

• 日本身体障害者団体連合会
• 日本盲人会連合
• 全日本ろうあ連盟
• 日本障害者協議会
• ＤＰＩ日本会議
• 全日本手をつなぐ育成会
• 全国社会福祉協議会
• 日本障害者リハビリテーション協会

　＊精神障害者団体、盲ろう者団体は、参加のための調整中です。

　ＪＤＦ準備会では、次の点について活動・事業を進めていく予定です。
（１）国連・障害者の権利条約の推進に関すること
（２）第２次「アジア太平洋障害者の十年」の推進およびＡＰＤＦに関すること
（３）「障害者基本計画」・「新障害者プラン」を始めとする国内の障害者施策の推進に関すること
（４）障害をもつ人の差別禁止と権利に係る国内法制度の実現に関すること
（５）その他

　これまで、「国連・障害者権利条約特別委員会」に傍聴団を派遣（２回）したほか、ＥＳＣＡＰの権利条約関連セミナーの開催、ＡＰＤＦ（アジア太平洋障害フォーラム）設立総会への参加など、すでに連携した取り組みが行われています。
　当面、組織面の整備や前述の活動の推進などを行っていく予定です。

（文責　編集部）