音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年7月号

編集後記

子どもの通う中学校で、PTA主催による高校見学会というものが毎年希望者を募り、恒例行事となっている。今年も90人弱が集まり2台のバスで3校を巡った。学区制の廃止や2学期制の導入など制度面の変革期にあたり保護者の関心も高い。3校の内の1校は、中学校に一番近い高校だが、よくない評判が聞こえている学校だった。学校側もそれを認め、本音でどう取り組んでいるかを熱心に語ってくれた。学び直しを掲げ、習熟度に応じた少人数の指導、積極的な授業公開を発信していた。説明会の最後に期せずして参加者から拍手がおこったのも、先生方の熱意が伝わってきたからだと思う。やはり、根っこは“ひと”なのだと実感した一日だった。(S)


今月号の「知り隊おしえ隊」では、福原雄幸さんにキャンプの楽しさを紹介していただきました。バリアフリーのキャンプ場が増えているということは聞いていましたが、実際には、想像以上の充実ぶり。キャンプといえば、テントに寝袋というイメージがあったのですが、コット(キャンプ用簡易ベッド)を使えば車いすの人もテントで寝られるし、バリアフリー構造になっているコテージを利用することもできる。それぞれのキャンプ経験度(?)にあわせて楽しめることを感じました。「キャンプをはじめてみませんか? 楽しいですよ!」福原さんからのメッセージです。(K)