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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2007年3月号

編集後記

ずっと記憶の底に残り、忘れることのなかった名前。今、私がこの福祉関係の仕事に就くきっかけになった人の一人。30年以上になるので遥か昔と言っていいと思うが、どういう職業に就くかを漠然と考えていた時に偶然見たテレビ。タイトルは「足指のうた(詩)」。その主人公、ドキュメンタリーの主役が木村浩子さんだった。足指を器用に動かし、子育ての様子が映し出されていた。会いに行くことも手紙を出すこともせずにここまできてしまったが、今回、春兆先生のご紹介で「うたの森」に寄稿していただいたお蔭で直接お話ができた。「沖縄にぜひお出でください」。温かい言葉をかけていただいた。うれしさと仕事のご縁に感謝。(S)


グラビアの近藤辰哉さんの取材では、「MOVE」の練習も見せていただいた。カウントを取り、一つ一つの動きを確認しながら仕上げていく。レッスンの合間の休憩には、MIKACO先生をはじめ、メンバーの小森さん、和田さんも手話やジェスチャーを交えながら話がはずんだ。ダンスの魅力はチームで一体感を感じたときと話してくれた。そのためには練習はもちろん、メンバー同士のコミュニケーションも大切だと感じた。自分たちのダンスがうまくいっても、なかなか満足はしないという厳しい姿勢が印象的で、練習後も3人で話し合う光景が見られた。常に上を目指す気持ち、初心を忘れずに一歩一歩夢に近づいてほしいと思う。(K)