図2
地域移行支援の内容(長野県の例)本人の意思の尊重と家族の理解
- 1 本人の意向が基本、正確に聴き取ることが重要。
- ○分かり易い情報の提供を繰り返し行う。(ビデオ、見学、体験、仲間からの情報提供、支援する職員の知識と実践)
- ○聴き取りには時間が必要→揺れ・ぶれを超えるための時間
- ○聴き取る・人生を聴くのに○×のアンケートではなく記述を正確に
- ○聴き取りは時間を空けて(西駒郷では1年毎)繰り返す
- ○聴き取りが困難な障害の重い方は体験場面から知る
- 2 家族の不安を解消することも大切な要素
- ○定期的に入所者の地域生活移行の状況を知らせる。
- ○地域生活移行した方のご家族に語ってもらう。
- ○安心感を醸成するためにグループホーム等の見学ツアーを開催(話だけでなく、GHや自活訓練の現場を見てもらう)
- ○地域生活に馴染めなかったときの再入所の確保
- ○援護の責任を一方的に家族に転嫁することなく社会全体で支える。
- ○画一的、強制的な進め方はしない。
- ○家族支援も必要。家族の個々に責任ある相談体制をとる。
本人の希望は当てにならない。いいことを並べられればそっちに傾く。
20年以上施設で生活している。うちの子が施設以外で暮らせるわけがない。
やっと入所できたのに。