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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2007年8月号

編集後記

ほんの森で春兆先生の句集本が紹介された。先月は、銀座の泰明小学校前のギャラリーでグループ展があり、そこには陶俳画を出展されていたので、見に行った。今年はもう2冊出るようで、多忙な夏を過ごしているはずである。秋には出版記念会の企画もあり、由利先生の言葉を借りればまさに「晩く来た働き盛り」である。無礼を承知で言わせて頂ければ私にとって春兆先生は妖怪のよう。しののめの例会は今も開かれている。パソコンで案内を送っているのも先生だ。私はすっかりご無沙汰をしているが、新しい方々によって脈々と続いている。しののめは創刊60周年を迎えるという。先生にとっても耐え難い暑さでない日々を願う。(S)


早瀬久美さんが働く昭和大学病院の「聴覚障害者外来」の取材で、患者さんに受診した感想を聞いてみた。今まで医師との会話は筆談。診療時間も長く取れないので、言いたいことが十分伝えられず我慢することが多かったという。今日は手話通訳を通して話ができたことや診療時間も余裕があり、病気以外のことも聞いてもらえて、満足していると話してくれた。

「聴覚障害者外来」は、今年3月にはじまったばかり。早瀬さんは、将来的には平日も受診できるようになれば、と思いを語ってくれた。朝から忙しく動きまわる早瀬さんの姿をみて、その思いが実現するようにと思う。(K)