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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2008年1月号

編集後記

新年1月号は自治体首長の新春メッセージが本文の大半を占めた。たぶん初めての企画だと思う。気ぜわしい12月と議会が重なった多忙な中、担当の方々には、大変お世話になった。改めてお礼を申し上げます。地域性が打ち出され、首長のお考えをずばり出されたところもある。自立支援法見直しにあたり、関係の方々には今号の首長メッセージをぜひ読んでいただきたいと願う。いろんな物が値上げされ先行きの不安を抱えたまま年越しをされた方も多いと思う。「くらし」をしっかり見て、声を聞いてほしい。求められている安心を実感できるように、今年こそはどうかその声が政策に届いてほしい。強い期待と願いを込めて、今年もどうぞよろしくお願いします。(S)


日本政府が昨年9月に障害者権利条約に署名をしたことにより、関係者の関心は、批准に向けた動きに集まっている。今月号は2大特集で、その一つが障害者権利条約の特集だ。条約批准に向けて、条約の意味や内容、条約が批准されるとどうなるのかなどを知ることが大切になってくる。昨年12月に開催されたJDFセミナーは「障害者権利条約と国内法整備」がテーマだった。シンポジウムでは、具体的な例を紹介しながら課題をあげてくれたのでわかりやすかった。本誌でも引き続き権利条約の動きをお伝えしていきたいと思う。今年もご愛読のほど、よろしくお願いいたします。(K)