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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2010年6月号

お知らせ

第33回総合リハビリテーション研究大会
―総合リハビリテーションの新生をめざして―

日時:2010年9月3日(金)、4日(土)

会場:東京大学安田講堂

リハビリテーションをめぐる状況は大きく変化しています。生活機能の低下のある人々(高齢者や慢性疾患患者など)や、その人々に関与する専門職が増え、また当事者(患者・障害者・利用者、そしてその家族)の積極的な参加が必要になり、真の連携のシステム・プログラムが必要となってきました。

「総合リハビリテーション」のあり方、進め方について、再考し、原点に戻って新たな総合リハを皆で力を合わせてつくっていくのが今後の課題です。

今年で33回となる総合リハビリテーション研究大会は、今回から3回(3年)連続して「総合リハビリテーションの新生」という共通テーマを深く掘り下げていくことになりました。また毎年1回だけの総合リハ研究大会以外にもセミナーなど関連した取り組みをはじめることとしています。

本研究大会は、さまざまな分野の専門家と当事者が参加して、「リハビリテーション」(全人間的復権)という一つの目的に向かって議論していくことが特色です。

障害者の方々が困っている点、課題だと思われることを、どのように解決していくのかを、さまざまな専門領域の人も一緒に知恵を出し合って考えていきます。広い範囲の知識や情報が得られ、視野が広がり、総合的な考え方を学ぶことができます。学生さんや若い方々にもよい勉強の機会となるでしょう。

これまでのリハについての固定観念を一度取り払って、新しいリハをつくりましょう。

障害(生活機能低下)のある人に接している人、そのことを考えたい人には、一緒に考え、議論しましょう。

大会日程(案)

●9月3日(金) 13:30 開始
総合リハビリテーションの現状とこれから(特別講演、シンポジウム等)
●9月4日(土) 分科会
災害時の障害者(児)・高齢者への対応、小児の教育と医療と地域、発達障害、工学、総合リハの中でのリハ医療再考、等
<同時開催>
研修会:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用(9月3日(金) 18:00~)
市民講座:みんなでつくる総合リハビリテーション(9月4日(土) 午後)
主催
第33回総合リハビリテーション研究大会実行委員会、日本障害者リハビリテーション協会
後援(順不同・依頼予定):
内閣府、厚生労働省、文部科学省、社会福祉法人全国社会福祉協議会、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、日本障害フォーラム
実行委員長
大川弥生(国立長寿医療研究センター 生活機能賦活研究部)

問い合わせ先

財団法人日本障害者リハビリテーション協会企画課 URL http://www.jsrpd.jp/
TEL:03―5292―7628 FAX:03―5292―7630

国立長寿医療研究センター 生活機能賦活研究部
TEL:0562―46―2311 内線5614、5613 FAX:0562―44―9163