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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年4月号

編集後記

これほど強い語調が並んだ号は、これまであったろうか。今回の新法案に対する各氏の意見がすべてを語っている。特に民主党の関係議員の方にはぜひ読んでいただきたい。私たちの発信が弱いと述べられている方も落胆してはいられないと立ち上がり「あきらめない」と自らを鼓舞している。これが障害のある人だけの問題ではなく、自分事として一般の人に捉えてもらうためにはどうしたらいいのか。その方法の一つが総合福祉法を求める地方議会意見書採択だ。3/28現在、144議会が採択した(めざす会News211号)。「あきらめない」思いを後押しする強力なアピールになるだろう。全国から国に総合福祉法制定の声を届け、「運動は裏切らない」を信じて皆で頑張りましょう。(S)


DNNは、ろう者のためのニュース。ろう者が分かる手話を使い、見て分かりやすい工夫をしている。その一つは、ニュースのポイントを紙に書いて見せること。見出しは青、説明は黒、まとめは赤というように色の使い分けをすることで、より伝えたい内容が分かる。私は日本手話を読み取ることは難しいが、ポイントを見ればニュースの内容が分かり、手話もこういうふうに表現するのかとつい見てしまう。手話が分からなくてもポイントまとめた紙を見ればニュースが分かるし、またその逆もある。ろう者のためにはじめた手話ニュースだが、このような工夫も世界中でアクセスされている理由かもしれない。(K)