「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年6月号
特集 情報アクセスとコミュニケーション保障
情報アクセスとコミュニケーションの保障は、社会参加への第一歩となる。しかしながら障害のある人の現状は、まだまだ不十分な状況である。
わが国では障害者権利条約の批准に向けて、関連する国内法の整備を進めているところであるが、昨年改正された障害者基本法では、新たにコミュニケーション手段の選択の機会の確保などを規定しており、環境整備が進むことが期待される。
特集では、情報アクセスとコミュニケーション保障に関する法制度の整備に向けた取り組みをはじめ、災害時の情報保障、教育現場などでの新たな取り組みを紹介するほか、障害当事者からのご提案などさまざまな観点から現状と課題を明らかにして今後の方策を探る。