音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年6月号

編集後記

5月も残り2日、すぐに浮かぶのは、めざす会Newsが伝えた13日間連日のべ3000人の国会前路上集会。自立支援法に代わる新法は基本合意、骨格提言を無視したものと怒りが全国一斉集会となった。代わって5月を象徴するような清々しさと元気がわくニュースを2つ。現在NHKで放映中の大河ドラマ「平清盛」の題字を書いた金澤翔子さんの初の美術館がいわき市にできた。郷里に開館したことが何よりうれしくて連休に出かけた。「共に生きる」が出迎えてくれる。太鼓奏者の友野龍士さん、龍士さんを応援する実行委員による6回目のコンサート。500人のホールは満員御礼、3時間以上も打ちっ放しで最後は涙を拭い「泣くのって気持ちいい」と。お2人共グラビアに登場していただいた方。(S)


グラビアで紹介したSocial Cafe「Sign with Me」では、お店の一部を「しかくスペース」として提供している。利用用途はいろいろだが、手話サークルや聴覚障害のある人も参加できる手話を使った趣味の講座や勉強会など、手話を媒体にした交流の場を作っていきたいという。私がお店に行った時も何かのサークルだろうか、聞こえる人と聞こえない人たちが手話を使って楽しそうに話をしていた。聞こえる、聞こえないに関係なく手話者が集える場所、活躍できる場所を作りたいと柳さんが話してくれたが、ホワイトボードに書かれたたくさんのメッセージを読むと、手話に関心をもってもらえる場所にもなっていると思う。(K)