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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年12月号

編集後記

今日は11月30日、12月号校了日である。後16日後は衆院選、東日本大震災が起きて初の総選挙だ。同日に都知事選も行われる。衆院選にあたり石原都知事が新党結成して関心が奪われた感があるが、都民にとっては両者共に関心は高いはずだ。インターネット上の党首公開討論会に参加した政党は10と乱立している。こうなると一有権者としては、自分の譲れない関心事に絞ってどう発言しているかで選ぶしかないか? 選挙の行方が私たちの暮らしにどう影響を与えたかは、後の検証を待たねばならないだろうが、個人的には、候補者には2度目の冬を迎えている被災地(者)をみてほしい。大震災や原発事故で避難している人の声を聞いてほしいと強く思っている。(S)


先日、障害者放送協議会シンポジウム「障害者と放送の将来」が開催された。手話放送や字幕放送の現状、デジタル放送時代で広がる可能性、そして、普段はなかなか聞くことのできない字幕付きCM制作に取り組む企業や現場の話も聞くことができてとても興味深かった。それで字幕のことが頭にあったせいかもしれないが、字幕表示設定でテレビを見ていたら、お笑い番組に字幕が付いていることに気づいた。芸人さんたちのネタも字幕表示されていました。この数年で字幕が付いている番組が増えていることを改めて実感。字幕付きCMはまだまだ少ないけれど、数年後には当たり前になっているかもしれない。(K)