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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2013年9月号

編集後記

板山論文に、国際障害者年の前年に入社した私の思い出が重なって感慨深かった。日肢協もリハ協も推進協も共同体の如く古いビルにひしめきあい、まさに駆けていた時代が懐かしい元上司のお名前とともに甦ってきた。あの忙しさの中、今年世界文化遺産となった富士山登山も計画された。残念ながら大雨で頂上目前にしながら断念し、山小屋まで引き返してきた…。「文化史」では、10年程前に東大寺を訪れた時の春兆先生の写真が掲載されている。写真を探し出してくれたSさん、ありがとう。東大寺では、2011年金澤翔子さんの席上揮毫「華厳」と書展も行われた。父母の会主催の南都諸大寺の高僧の「チャリティー墨書展」(今年は第12回)は興味があります。一度ぜひ行ってみたい。(S)


大いに盛り上がったサルサガムテープのライブ。お客さんをひきつける魅力は何か。それは、メンバーが演奏や雰囲気を楽しんで、思うままの気持ちをストレートに表現しているところかもしれません。ちょうどライブ前日、練習を見学させていただいた時、みんなの表情や動きがすごく自然で、演奏を楽しんでいるんだなぁと感じました。そしてライブは、パワー全開!!ワールドナウで紹介したヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に出展した澤田真一さんの作品にも不思議な魅力があります。「心の底からわきあがってきたものは、人に伝わるんですよ」という、かしわさんの言葉を思い出しました。(K)