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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2016年11月号

編集後記

「光明学校」となれば、編集委員の花田春兆先生に触れないわけにはいかない。何しろ麻布時代の光明学校に通っていた証人だ。今年の10月で満91歳を迎えられた。「就学猶予クレヨンポキポキ折りて泣きし」と俳句に詠んだ学校はどんなに楽しかったか…。後輩の堀沢さんの文才をかねてより見抜いて、世田谷区に学校が移ってからの受験があった頃の光明について書いてもらおうと提案された。先日、入院先の病院を一時外出されて、住み慣れた特養の会議室で91歳のお誕生会が催された。内輪の集まりに20人ほどが出席し、当日来られない人はメッセージを送った。親指と人差し指で丸をつくり「OK」をだされる姿は健在である。先生のご回復を一日も早くと願うばかりである。(S)


すぎなみ重度心身障害児親子の会「みかんぐみ」の先輩ママさんたちが作った「重症児とその家族のための おうち暮らし安心BOOK」。知りたい、知っておくといい情報がギュッと詰まっている冊子です。情報をコンパクトに載せるためにいろいろな工夫されたのだろうと思います。「医療的ケアよくあるトラブル」は、今障害のある子どもと向き合っているお母さんやお父さんたちに参考になりそう。かわいいイラストに分かりやすい文章と図表。表紙の「みかん色」がやさしく、元気にしてくれます。冊子が評判で初版の2000部がなくなってしまったそうですが、改訂版がホームページに載っているので、ぜひ見てください。(K)