「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2017年1月号
特集 障害福祉を展望する
昨年は、障害者差別解消法の施行や障害者権利条約批准後、締約国として初めて国連に政府報告を提出するなど、権利条約にうたわれている内容の実現に向けて具体的に動き出した1年となった。また、国際的な動きとして、SDGs(持続可能な開発目標)は、2016年以降15年間の国連の開発目標であるが、その目標には障害に直接言及したものもあり、「誰も取り残されない」社会を目指している。
特集では、厚生労働省障害保健福祉部長、欧州障害フォーラム会長、リオパラリンピックの木村敬一選手からの新春メッセージをはじめ、障害当事者団体や関係団体の若手の方々による座談会、政策的課題に対する現状と課題をまとめていただく。