図1 障害者自立支援機器等開発促進事業の概要
障害者自立支援機器等開発促進事業 [平成29年度予算案 161,933千円](平成28年度予算 158,120千円)
【事業目的】
障害者の自立や社会参加を支援する機器や技術の開発は、マーケットが小さい、経費的な問題からモニター評価が行えないといった理由から、実用的製品化が進んでいない状況にある。そこで、開発企業が障害当事者と連携して開発する取組に対して助成を行うことで、障害者にとって使いやすく適切な価格の機器の実用的製品化を促進する。
【事業内容】
(1)障害者の自立支援機器の開発(実用的製品化)に対する助成(平成29年度は、開発テーマに「障害者の就労支援機器」を追加)
(2)シーズ・ニーズマッチング強化事業
【実施主体】
民間団体((1)は、民間団体が開発企業等を公募して開発費を助成)
【補助率】
平成29年度は、(1)は2/3にかさ上げ(大企業(資本金3億円超)は1/2)、(2)は定額(10/10相当)
ニーズ把握から製品販売までのイメージ図 | ||||||||||||
シーズとニーズのマッチング | 開発~試作~実証実験~製品化 | 製品の普及 | ||||||||||
ユーザー・支援者 (ニーズ) |
←→ | 開発・研究者 (シーズ) |
→ | ニーズを的確に捉えた支援機器の開発着手 | 試作○号機 | → | 試作○号機 | → | 試作○号機 | 実用的製品化 | → | 普及 |
障害者、家族 事業所職員等 |
開発企業、研究者等 | ↑ | ↑ | ↑ | ||||||||
モニター評価 | ||||||||||||
支援機器に関するニーズ、生活における困りごと等を開発側に伝える。 | 障害当事者との意見交換にてニーズを把握、開発の着想を得る。 | ↓ | ↓ | ↓ | ||||||||
(2)シーズ・ニーズマッチング強化事業 | (1)実用的製品化開発に要する費用の助成 ※研究段階を終え基本設計はできているが、試作機の製作までには至っていないものが対象 |