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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2017年9月号

編集後記

今号は、災害時の「備え」について特集した。読み応えはもちろん、読者の皆さんにも参考になる記事が多かったのではないかと思う。今日は8月末だが、通勤で使っている電車でも防災の日の9月1日に緊急停止訓練をします…というようなアナウンスが流れていた。最近の自然災害は50年に一度の大雨とか、これまで経験したことのないとかいう表現がされているのをよく見聞きする。予測のつかない災害が起きているということだ。これから台風シーズンを迎えるとなると心配は尽きないが、特集でも日頃の備えや心がけが何より大事であると言われている。今号はまた、芸術の秋の始まりで、グラビアの書道や「知り隊おしえ隊」の美術と手話の寄稿も興味深く読ませていただいた。(S)


書道展取材でのこと。会場では、会員の人たちが作品を書いている様子を動画で流していました。迷いなくすらすらと筆を運ぶ様子をみて、書くことを楽しんでいることが伝わってきました。会場にいた会員の松舘さんは、大きな筆に興味があるそうです。展示されていた作品は、墨がはねて飛び散っているところが勢いがあっていい味を出しています。他の作品も個性があり、見ていてあきませんでした。特集は、自然災害への備え。東日本大震災や熊本地震を体験した方々のメッセージや防災のための取り組みなど、私たちにとって大切な学びとなる内容です。それを今後に生かしていかなければならないと思います。(K)