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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2017年11月号

特集 発達障害児支援の新たな視座
~改めて療育と教育の連携を考える~

2013年5月にDSM-5の日本語版が出され、自閉症スペクトラムへの関心が一気に高まり、本人や家族が生きやすい支援のあり方が重要になってきている。

文部科学省が2012年に行なった調査では、通常学級に在籍する発達障害児が6.5%とされており、「教育の場」にとらわれず一人ひとりのニーズに応じた「インクルーシブ教育」の実施が求められている。こうした中で、療育と教育の新たな連携が模索されている。

特集では、発達障害の概念や特徴について整理し、就学前の療育の場の現状や就学後の学校との連携がどのように展開されているのか、その取り組みを紹介する。療育と教育に関わる専門職の視点とともに、発達障害当事者や保護者の声にも注目して、発達障害児への新たな支援のあり方を考える。