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ハイライト-エキシビションから

野村美佐子
(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター

項目 内容
発表年月 2003年12月11日
備考 英語版:原文

エキジビジョンから

「開発のためのICT」は、ジュネーブにおけるWSISの政治的中核部分を完成させ、より豊かにするべく重要なサミットのイベントである。スイス外務省の外郭団体であるスイス開発協力機構(SDC)とGKP(Global Knowledge Partnership)の主催で行なわれた。

「開発基盤のためのICT」のプログラムは人類とICTの開発計画に焦点をあて、エキシビションと包括的な会議から構成されている。

200カ国以上の政府、80カ国からの組織と企業が参加し、開発のためのICTの可能性を立証する何百という革新的なプロジェクト、製品、技術、サービス、ベスト・プラクティスなどが紹介された。

国連ボランティアのブース

Mr.Mohammed Cisse,Mayor of Timbuktu and UN volunteer

国連ボランティアのブースでは、マリのティンブクトゥ市長のモハメッド・シセ氏が出席し、初めて同市のウェブサイトが開始された。
ウェブサイトのアドレス:http://www.tombouctou.net/index.php.
このウェブサイトは市民向けだけではなく、同市を訪れたい人向けの情報も得られる。

マリ北部の地方都市ティンブクトゥでは、地方の発展のためにICTを活用する”オンライン市長”プロジェクトが国連ボランティア(UNV)の地方分権化計画の一環として進められている。主な目的は、政府と市民の意思決定を身近にすることである。このプロジェクトでは国連の4名のボランティアが活躍している。彼らはコミュニティ・ネットワークを立ち上げ、このネットワークを育て、また、人と人とのネットワークを支援するコンピューターシステムを管理する人材を訓練している。また、コンピューター・プログラムを開発し、ウェブサイトのコンテンツを作成している。ティンブクトゥ市長は、ICTを活用した新しい方法で市長としての仕事を楽しんでいると語った。