厚生労働省 生活支援ニュース第5号
こどもの日特別号
発行日:平成23年(2011年)5月5日(木)
厚生労働省
Ministry of Health, Labour and Welfare
出典:
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014uzs-img/2r9852000001axn8.pdf
「みんなで語 ろう、つくろう、こどもの日 」
こんどの
5
もくじ
-
知 ってなっとく!「こどもの日 」 -
みんなのメッセージをのせて
大 きなこいのぼりをつくろう! -
よせ
書 きこいのぼり - いろいろかるたゲーム
- おてつだいカード
-
子 どものこころを守るために - こいのぼりメッセージ「うろこ」
-
病気 にならないための4つの習慣
健康のための口の体操(4回シリーズ) 3
口の機能の保持・回復のための体操
ゆったりとした姿勢で背筋をのばして行います
手はおなかに
口をすぼめて大きくゆっくり吐く
深呼吸しながら首の運動
参考資料:財団法人8020推進財団「はじめよう口腔ケア」
知 ってなっとく!「こどもの日 」
5
「こどもの
「こどもの
こいのぼりをかざるのはなぜ?
こいは
かしわもちを
かしわもちは、こどもの
こどもの
「
こいのぼりの
~避難所の管理者、ボランティア、保護者のみなさまへ~
大きな「こいのぼりポスター」を、「生活支援ニュース」1セット(50部)ごとに2枚を 一緒に入れました。こどもたちがメッセージを貼れる場所に掲示してください。
みんなのメッセージをのせて 大きなこいのぼりをつくろう!
【つくりかた】
①こいのぼりの「うろこ」に
②
③メッセージを
避難所内
よせ書 きこいのぼり
書
いろいろかるたゲーム
※「いろいろかるた」のかるたは
あそべる
※
①
②
③ ①でつくったかるたを
④ ②でつくったかるたを
⑤
⑥ これを①のかるたがなくなるまで
被災者支援サイトOLIVEより URLはこちら
http://www.olive-for.us/
あそべる
①
②
③ ①でつくったかるたを
④ ②でつくったかるたを
⑤
⑥これを①のかるたがなくなるまで
おてつだいカード
つくりかた
①
②
③
こんな「おてつだいカード」をつくろう!
たとえば…
■ゴミすて ■かたづけ ■くつを
まだまだできるおてつだいはイッパイ!
※はさみを
おてつだいできること | おてつだいできること |
---|---|
おてつだい | おてつだい |
なまえ | なまえ |
おてつだいできること | おてつだいできること |
おてつだい | おてつだい |
なまえ | なまえ |
おてつだいできること | おてつだいできること |
おてつだい | おてつだい |
なまえ | なまえ |
おてつだいできること
|
おてつだいできること
|
おてつだい | おてつだい |
なまえ | なまえ |
保護者の方へ
子どものこころを守るために
今回の震災のように、強い恐怖感や「何もできなかった」という無力感を伴う 体験をすると、子どもでも、からだやこころに不調を生じるのが一般的です。
子どもにあらわれやすい変化
- そわそわしてじっとできない、やたらとおしゃべりになる
- 無表情になる、泣くことができない
- 赤ちゃん返り、甘えが強くなる
- 現実にはないようなことを言う
当時のことを思い出すのがこわかったり、自分を責める気持ちや無力感が強くて気持ち を打ち明けられない子どももいます。無理に聞き出さず、安心させて包み込むことで、 子どもが話をしたくなった時にじっくり耳を傾け、気持ちを受け止めてあげてください。
家庭でできること
- 普段通りに声をかける
- 家族が守ることを伝える
- 子どもを一人にしない
- 子どもが理解できる言葉で事実を話す
- 子どもの質問には、繰り返し、簡潔に答える
- 子どもが自分を責めるときは、「あなたが悪いのではない」と伝える
- 遊びやお絵かき、作文などで自由に気持ちを表現させる
- 負担にならない程度の手伝いをさせる
子どもの具合が悪いと、保護者の方も睡眠時間が取れなくなったり、「何とかしなけ れば…」と一人でがんばりすぎたりして体調を崩してしまいがちです。子どもを支えて いくためにも、ご自身の体調管理はとても大切です。お子さんも保護者ご自身も、 上の症状が強まるときや体調がすぐれないときは、専門の医師に相談しましょう。
参考資料:国立成育医療研究センター「こころとからだのケア~こころが傷ついたときのために~」
詳しくはホームページ http://kokoro.ncchd.go.jp/uploads/to_protected.pdf
こころの健康相談
こころの健康全般について電話相談を実施しています。
□岩手県
災害時ストレス健康相談受付窓口
019-629-9617(無休 9:00~17:00)
□宮城県
こころの健康相談電話
0229-23-3703(無休 6:00~9:00)
0229-23-0302(無休 9:00~17:00)
0229-23-3703(無休 17:00~2:00)
□仙台市
電話相談専用回線「はあとライン」
022-265-2229(月~金 10:00~12:00、13:00~16:00/祝日を除く)
夜間電話相談「ナイトライン」022-217-2279(毎日 18:00~10:00)
□福島県
こころの健康相談ダイヤル
0570-064-556(月~金 9:00~17:00/祝日を除く)
こいのぼりメッセージ「うろこ」
メッセージを
※はさみを
メッセージ
なまえ
手 をあらおう
- うがいをしよう
歯 をみがこう
- ちゃんと
眠 ろう
みなさんのまわりに、目や耳の不自由な方や、身のまわりの状況が即座には把握しにくい、といった方はいらっしゃいませんか? そうした方は必要な情報を得ることが難しく、支援の手がさしのべられないおそれがあります。目の不自由な方には口頭で、耳の不自由 な方には筆談で情報を伝えるなど、周囲の人の手助けが必要な方に、ちょっとした心配りをお願いします。
◆編集部より
今回の第5号は、子ども向けの内容にしました。もちろん、例年のように、鯉のぼりも 兜もないかもしれませんが、「こどもの日」をテーマに、楽しみながら、学び、遊んで いただければ、と思います。
一方、「こどもの日」とはいえ、震災で、かけがえのないご家族などを亡くされた方に とって、その悲しみは計り知れないものと拝察いたします。その中にあっても、今回 の特別号が、大切な方々へのそれぞれの思いを致す一助となれば、と存じます。