創立20年史 財団法人日本身体障害者スポーツ協会
No.19
14.昭和53年度事業
2.第27回国際ストーク・マンデビル競技大会
ロンドン郊外 グッドマンスポーツセンター
昭和53年7月23日~29日
参加31ケ国 計630人
日本選手団 選手15人 役員11人
役員
団長/中村裕
(太陽の家理事長)
マネージャ/氏家馨
(日本身体障害者スポーツ協会)
医師/鷹野昭士
(国立身体障害者センター)
看護婦/小原螢子
(国立身体障害者センター)
コーチ/
- 水田賢二
(国立身体障害者センター) - 三村一郎
(ヤシカ岡谷工場) - 河野康徳
(厚生省社会局更生課) - 若菜常信
(東京都民生局心身障害者福祉部福祉課) - 高橋寛
(社会福祉法人「太陽の家」)
通訳/大宮永倫子
(日本赤十字社語学奉仕団)
参与/藤井一男
(日本自転車振興会経理課長)
選手
松永武夫/33 男(長野県)バスケットボール
藤川泰博/27 男(神戸市)バスケットボール
松井順一/28 男(長野県)バスケットボール
植木政利/36 男(北九州市)バスケットボール
星義輝/29 男(東京都)バスケットボール
万崎勲/23 男(千葉県)バスケットボール
緑川栄四郎/21 男(東京都)バスケットボール
矢橋恒紀/27 男(熊本県)スラローム,100m,砲丸投,バスケットボール(補欠)
佐々木清美/29 男(千葉県)スラローム,100m,800m,1500m,卓球,バスケットボール(補欠)
矢敷浩司/19 男(大阪市)スラローム,100m,200m,800m,1500m,ダーチェリー(男子ペア),バスケットボール(補欠)
坂本久男/18 男(静岡県)スラローム,100m,200m,800m,バスケットボール(補欠)
青野茂/30 男(東京都)アーチェリー(初心者),ダーチェリー(男子ペア),スラローム,バスケットボール(補欠)
牧野裕二/24 男(神奈川)アーチェリー(ショートメトリック),100m,ダーチェリー(mix ペア),スラローム
白川陵子/22 女(青森県)アーチェリー(初心者),ダーチェリー(mix ペア),スラローム,60m
神田みずえ/22 女(大分県)フェンシング(初心者フルーレ)60mスラローム
車椅子バスケットボール
日本103 (66-22 44-17)39 アイルランド
日本98(50-22 48-30)52 南アフリカ
日本65(36-27 22-31 7-3)61 デンマーク
日本61(32-26 29-37)63 ベルギー
1 ベルギー 4勝0敗
2 日本 3勝1敗
3 デンマーク 1勝2敗
4 南アフリカ 1勝2敗
5 アイルランド 0勝4敗
出身地 | 氏名 | クラス | 種目 | 順位 | 記録 |
---|---|---|---|---|---|
熊本 | 矢橋恒紀 | 5 | スラローム | 3 | 1 坂本久男 日本1.03.9 2 A.Ducharme カナダ 1.05.5 3 矢橋恒紀 日本 1.06.5 |
5 | 100mダッシュ | 10 | 1 R.Wix 米国 18.5 2 DE.Meyer ベルギー 19.9 3 E.Rox オランダ 20.1 10 矢橋恒紀 日本 24.8 |
||
4 | 砲丸投 | 19 | 1 W.Pfaller オーストラリア 7m65 2 B.Mcnichall オーストラリア 7m42 3 W.Flach 西ドイツ7m29 19 矢橋恒紀 日本 4m98 |
||
千葉県 | 佐々木清美 | 4 | スラローム | 3 | 1 R.Johansson スウェーデン 1.02.5 2 矢敷浩司 日本 1.03.3 3 佐々木清美 日本 1.13.2 |
4 | 100mダッシュ | - | 1 R.Johansson スウェーデン 19.2 2 Van Ophem R ベルギー 19.4 3 W.Pfaller オーストラリア 19.8 10 佐々木清美 日本23.2 |
||
- | 卓球 | - | 2回戦敗退 | ||
大阪市 | 矢敷浩司 | 4 | スラローム | 2 | 佐々木清美スラロームの成績参照のこと |
4 | 100mダッシュ ダーチェリー 男子ペア |
19 | 佐々木清美100mダッシュの成績参照のこと 19 矢敷浩司 日本 24.7 1 ベルギー 2 英国 3 イタリア |
||
静岡県 | 坂本久男 | 5 | スラローム 100mダッシュ |
1 | 矢橋恒紀スラロームの成績参照のこと 棄権 |
東京都 | 青野茂 | 2~5 | アーチェリー 初心者 | 5 | 1 A.Grattpanche 624 2 S.Weessies 620 3 J.Thion 617 5 青野茂 607 |
- | ダーチェリー 男子ペア | - | 矢敷浩司ダーチェリー男子ペアの成績参照のこと | ||
- | スラローム | 8 | 1 牧野裕二 日本 2 A.Daiber 西ドイツ 3 F.Sieilborg Jensen 西ドイツ 8 青野茂 日本 |
||
神奈川県 | 牧野裕二 | - | アーチェリー ショートメトリック | 2 | 1 Chang Ky Ky 韓国 2 牧野裕二 日本 3 G.Lecong フランス |
- | 100mダッシュ | 13 | 1 G.Ken 米国 21.3 2 R.Turner オーストラリア 21.3 3 A.Daiber 西ドイツ 21.6 予選失格 29.8 |
||
- | ダーチェリー ミックスペア | - | 1 ベルギー 2 オーストラリア 3 米国 |
||
2 | スラローム | 1 | 青野茂スラロームの成績参照のこと | ||
青森県 | 白川陵子 | 2~5 | アーチェリー 初心者 | 1 | 1 白川陵子 日本 617 2 Nyo Thi Duoc ノールウェイ 525 3 Kerstin Wiksen スウェーデン 442 |
- | ダーチェリー ミックスペア | - | 牧野裕二の成績参照のこと | ||
4 | スラローム | 2 | 1 C.Bryant 米国 1.22.3 2 白川陵子 日本 1.22.7 3 R.Laux 西ドイツ 1.22.8 |
||
- | 60mダッシュ | - | - | ||
大分県 | 神田みすえ | - | フェンシングフルーレ | 2 | 1 A.Da Bershton 2 神田みすえ 3 B.shmuneli |
- | 60mダッシュ | 9 | 1 M.Tschotschel 西ドイツ 15.3 2 S.Hagel 米国 16.3 3 W.Hagenlocher 西ドイツ 17.0 9 神田みすえ 日本 25.0 |
||
3 | スラローム | 3 | 1 R.Isechke 西ドイツ 1.24.7 2 W.Hagenl Ocher 西ドイツ 1.46.0 3 神田みすえ 日本1.54.1 |
3.第4回国際身体障害者スキー親善大会
カナダ ブリティッシュコロンビア州 ケローナ
日時:昭和53年4月9日(日)~4月19日(水)
主催:カナダ身体障害者スキー協会
参加国:カナダ,アメリカ,日本
参加人数:総参加者169 名(選手74名役員95名)
選手団
〔役員〕
1 栗山廉平(東京都)顧問
2 関根善次郎(千葉県)コーチ
3 伊藤治一(東京都)
4 峰村竹子(東京都)
5 大小島康子(東京都)通訳
1 笹川雄一郎(長野県)団長
2 岡村武(東京都)顧問
3 山崎昌矩(埼玉県)
4 安東靖彦(千葉県)
5 日暮進(千葉県)
6 清水啓二(東京都)
7 栗山・子(東京都)顧問
8 佐々木澄子(岡山県)
9 黒崎光喜(東京都)
10 松本秀仁(東京都)通訳
〔選手〕
1 田原正弘(東京都)
2 田中源一(神奈川県)
3 笹川良治(東京都)
4 伊藤勇(東京都)
5 佐々木一夫(岡山県)
6 戸ケ瀬勝男(宮城県)
7 峰村順子(東京都)
8 中里美智子(東京都)
9 新山厚子(東京都)
10 杉山美代子(東京都)
11 照沼みどり(茨城県)
12 西村佳代子(奈良県)
日程
4月9日(日) | 20:00 11:20 16:00 16:40 16:30 |
東京発 CP402 バンクーバー着 バンクーバー着 PW373 コローナ着 バスでビッグホワイトスキーバスケットボールへ オープニングパーティー(但し途中より参加) ビッグホワイト泊 |
---|---|---|
10日(月) | 9:30 10:00 |
開会式 セミナー&レース ビッグホワイト泊 |
11日(火) | 午前 午後 |
申告タイムレース セミナー&レース, ビッグホワイト泊 |
12日(水) | 午前 午後 夜 |
申告タイムレース セミナー&レース 授賞式 ビッグホワイト泊 |
13日(木) | 11:50 12:50 |
コロナ発 PW303 バンクーバー着 バスでウイスラーへ ウイスラー泊 |
14日(金) | - | 全日自由スキー ウイスラー泊 |
15日(土) | - | 朝食後バスでバンクーバーへ 市内観光後ホテルへ (BC州パーティー) バンクーバー泊 |
16日(日) | - | 全日自由行動 バンクーバー泊 |
17日(月) | 午前 午後 |
リハビリセンター見学 自由行動 |
18日(火) | 13:45 | 昼前ホテル発 バンクーバー発 CP401 |
19日(水) | 16:40 | 東京着 |
4.身体障害者スポーツ指導者研修会
1)全国研修会 国立身体障害者センター附属リハビリテーション技術研究所
前期/昭和53年8月21日~26日
受講者37人
後期/昭和54年3月12日~17日
受講者42人
2)地方研修会
地方研修会は昭和53年5月7日の長野県を始め下記のとおり実施された。
研修県名 | 月日 | 講師数 | 受講者数 |
---|---|---|---|
長野県 | 5/7 5/28 6/25 8/13 8/27 9/14 |
6人 | 378人 |
栃木県 | 5/14 8 /28 8/29 9/3 10/8 11/26 3/11 3/25 |
21 | 62 |
島根県 | 7/8~7/10 | 2 | 29 |
滋賀県 | 7/23 3/25 8/2 8/9 8/16 8/23 |
4 | 34 |
神奈川県 | 8/30 11/15 11/22 11/29 12/6 |
20 | 14 |
広島県 | 8/5~8/6 8/26~8/27 | 6 | 44 |
静岡県 | 8/11~8/14 | 14 | 24 |
京都市 | 9/9~10/1 | 10 | 37 |
群馬県 | 11/11~11/12 11/19 | 5 | 78 |
北海道 | 11/15 | 3 | 44 |
東京都 | 2/23 2/26 | 2 | 34 |
和歌山県 | 3/29 3/30 6/19 9/1~9/2 |
3 | 25 |
岐阜県 | 1/20~1/21 | 2 | 24 |
- | 計 | 98人 | 827人 |
3)身体障害者スポーツ指導者特別中央研修会実施要綱
1 目的
身体障害者スポーツの危険な発展に即応して,現在格地域にといて,指導的立場にある指導者のより資質の向上を図るとともに,現にかかえている身体障害者スポーツの問題等を検討し,我が国の身体障害者スポーツの向上発展に資する。
2 主催
財団法人 日本身体障害者スポーツ協会
3 期間
昭和54年1月26日
4 場所
全国心身障害児福祉財団4階会議室
5 対象者
本協会が実施した中央,又は地方研修を修了した者のうち現に身体障害者施設等に勤務しており,かつ地域において名実ともに指導的立場にあると評価されている者で,本協会が指名した者。
中川一彦 | 国立身体障害者センター主催体育訓練専門職 |
水田賢二 | 同上 体育訓練専門職 |
初山泰弘 | 同上 医務課長 |
木村哲彦 | 同上 外来医長 |
若葉常信 | 東京都民生局心身障害者福祉部福祉課 |
橋谷俊胤 | 神奈川県総合リハビリテーションセンター体育科長 |
加藤博志 | 国立東京視力障害センター厚生教官 |
川崎善一 | 埼玉県県立盲学校教諭 |
玉木修 | 国立聴覚言語障害センター指導課長 |
藤原進一郎 | 大阪市身体障害者スポーツセンター生活指導員 |
田村信行 | 玉津リハビリテーションセンター生活指導員 |
山内保孝 | 国立神戸視力障害センター厚生教官 |
三村一郎 | 長野県車いすバスケットボールクラブ総監督 |
橋場賢一 | 川崎市立ろう学校教諭 |
高橋寛 | 太陽の家理学療法士 |
中村裕 | 太陽の家理事長 |
功力靖雄 | 筑波大学講師 |
橋倉一裕 | 国立身体障害センター所長 |
増田弥太郎 | 日本身体障害者スポーツ協会理事 |
鈴木多聞 | 神奈川県民生部障害福祉課 |
- | 午前(9:00~12:00) | 午後(13:00~17:00(17:30)) |
---|---|---|
8 月21日(月) | 開講式・オリエンテーション(9:30~10:00) 身体障害者スポーツの振興と福祉(10:00~11:00) 国立身体障害者センター 次長 坂本行偉 医学的リハビリテーションとスポーツ(11:00~12:00) 国立身体障害者センター 医務課長 初山泰弘 |
日本身体障害者スポーツ競技規則の解説〔実技1〕(13:00~16:00) 国立身体障害者センター 体育訓練専門職 水田賢二 ディスカッション(16:00~17:30) 司会 水田賢二 |
22日(火) | 関節疾患(リウマチ,その他) 国際ストークマンデビル競技大会(医師の立場から) 国立身体障害者㎝ 病棟医長 鷹野昭士 |
アーチェリー競技とトレーニング方法〔実技〕 全日本アーチェリー連盟 広瀬明 |
23日(水) | 日本身体障害者スポーツ競技規則の解説〔実技1〕(9:00~11:00) 水田賢二 身体障害者スポーツと用具(11:00~12:00) 身体障害者スポーツ施設,用具開発センター 代表 沢貞雄 |
身体障害者と市民スポーツ(13:00~14:30) 陸上競技〔実技〕(14:30~17:30) 大阪市肢体障害者スポーツセンター 指導課長 藤原進一郎 |
24日(木) | CPを中心とした肢体不自由児の起因疾患 筑波大学 教授 五味重春 |
医療スポーツ訓練と評価(13:00~14:00) 身体障害者の水泳指導〔実技〕(14:00~17:30) 神奈川県総合リハビリテーションセンター 体育科長 橋谷俊胤 |
25日(金) | 四肢切断,脊髄損傷と車椅子 国立身体障害者センター 外来医長 木村哲彦 |
運動処方(13:00~16:00) 順天堂大学 助教授 青木純一郎 テスト(16:00~17:00) |
26日(土) | 盲人野球(9:00~11:30) 国立東京視力障害センター 教官 加藤博志 閉講式(11:30~12:00) |
- |
- | 午前 | 午後 |
---|---|---|
3月12日(月) | 開講式・オリエンテーション(9:00~9:30) リハビリテーションとスポーツ(9:30~11:30) 国立身体障害者センター 所長 橋口一裕 視覚障害者の現状(11:00~12:00) 加藤博志 |
視覚障害者のスポーツ(13:00~17:00) 国立視覚障害センター 教官 加藤博志 実技助手1名 |
13日(火) | 卓球競技とトレーニング方法(9:00~12:00) 早稲田大学卓球部監督 河原智 実技助手3名 |
視覚障害者の行動感覚訓練(13:00~15:00) 東京都立心身障害者福祉センター 村上啄磨 視覚障害の起因疾患(15:00~17:30) 順天堂大学医学部 講師 赤松恒彦 |
14日(水) | 脳血管障害の起因疾患(9:00~12:00) 神奈川県総合リハビリテーションセンター 七沢老人リハビリテーション病院副院長 福井国彦 |
聴覚障害の起因疾患(13:00~13:45) 国立聴覚言語障害センター 聴覚課長 真鍋敏毅 言語障害の起因疾患(13:45~14:30) 国立聴覚言語障害センター 言語課長 柴田貞雄 聴力言語障害障害者の訓練とリハビリテーションの状況 (14:30~17:00) 同上 主任心理職能判定専門職 桜井英雄 |
15日(木) | 身体障害者スポーツ競技規則解説(1)(9:00~12:00) 国立身体障害者センター 体育訓練専門職 水田賢二 実技助手1名 |
研究方法(13:00~15:00) 愛知県立心身障害者コロニー人間工学研究室長 矢部京之助 健康と社会(組織論を中心として)(15:00~17:00) 帝京大学 教授 沢口進 |
16日(金) | 身体障害者スポーツ競技規則(2)(9:00~10:30) 水田賢二 実技助手1名 リハビリテーションと心理(10:30~12:00) 国立身体障害者センター 精神科医長 永井昌夫 |
車椅子バスケットボール競技とトレーニング方法(13:00~17:00) 車椅子バスケットボール長野クラブ 監督 三村一郎 実技助手3名 同 審判方法 水田賢二 テスト(17:00~17:30) |
17日(土) | 精神障害者のリハビリテーション(9:00~11:30) 浜田クリニック 院長 浜田晋 閉講式(11:40~12:00) |
- |
5.第7回日本車椅子バスケットボール選手権大会
期日
- 昭和53年4月29日(土),30日(日)
場所
- 佼成学園体育館
主催
- 日本身体障害者スポーツ協会
- 日本車椅子バスケットボール連盟
参加
- 緑成園バスケットクラブ
- 青森車椅子バスケットボールクラブ
- 福島スポーツ愛好クラブ
- 千葉作業所
- 関東ライオンズ
- 長野車椅子バスケットボールクラブ
- 愛知車椅子スポーツクラブ
- 兵庫ビーバー
- 京都車椅子バスケットボールクラブ
- 広島作業所
- 高知クラブ
- 北九州市足立クラブ
- 太陽の家バスケットボールクラブ
- 宮崎車椅子バスケットボールクラブ
- 東京ファイターズ
- 東京ジャガー
女子東西対抗戦
東軍(女子)東京グレース
西軍(女子)飛鳥
(合計18チーム)
優勝 長野バスケットボールクラブ
東軍(女子)東京グレース
準優勝 北九州市足立クラブ
この大会から内閣総理大臣杯が優勝チームに贈呈され以後名称が内閣総理大臣杯争奪……大会と改められる。
6.第7回フェニックス杯争奪全国身体障害者アチェリー大会
(53年度本協会主催経費負担)
大会趣旨と経過
現在,全国でアーチェリー競技は多くの人に親しまれております。その競技人口も年々増加しており,さらに発展しております。1973年第1回大会は重度障害の方も参加でき,障害者のリハビリテーション課程に大きな位置をしめるものであります。ここに関係各位の強い支持のもとに第7回フェニックス杯争奪アーチェリー大会を開催できましたことは大きなよろこびであるとともに今後,全国身障者アーチェリーの選手権大会へと発展するものと,その決意を新たにする次第です。今回の出場選手数も200名を超えるまでになりました。本大会において過去活躍した選手諸君が社会の中で堂々と努力している姿は本大会の意義に大きさを物語るものであります。今大会に集まる選手の友情の輪の広がりが多くの人達に希望と勇気を与えるものと信じています。又,全国身体障害者スポーツ大会でもアーチェリーの記録を年々書きかえております。
尚,今大会につきましては日本自転車振興会のご協力を賜りました。
開催要綱
1.名称
第7回フェニックス杯争奪全国身体障害者アーチェリー選手権大会
2.主催
日本身体障害者スポーツ協会
日本身体障害者アーチェリー連盟
3.後援
神奈川県/厚木市/全日本アーチェリー連盟
神奈川県総合リハビリテーションセンター
神奈川県身体障害者連合会
4.協賛
神奈川県アーチェリー協会/厚木市アーチェリー協会
七沢スポーツクラブ
5.期日
昭和53年9月24日
6.会場
神奈川県総合リハビリテーションセンター, アーチェリー場,屋内体育館
7.宿泊
神奈川県総合リハビリテーションセンター
全協連(厚木)
(開会式)
1.選手整列
2.開会宣言
3.優勝杯返還
4.会長挨拶
5.来賓挨拶
- 名誉会長 白根雄偉(神奈川県総合リハビリテーションセンター理事長)
- 厚木市長代理 佐藤公磨
- 厚木市アーチェリー協会会長 落合一成
6.審判長注意 高橋睦宏
7.選手宣誓 樋口征二
8.選手退場
(閉会式)
1.選手整列
2.表彰
1 FITAクラスの部(1~6位)
2 30mダブルラウンドの部(男.女1~6位)
3 初心者クラスの部(男.女1~6位)
4 頸髄損傷者の部(男.女1~6位)
5 オープン参加者の部(努力賞)
3.優勝持回り杯受与
1 名誉会長杯
2 神奈川県身体障害者スポーツ協会杯
3 日本ウィールチェア株式会社杯
4 内外アーチェリー株式会社杯
5 全国脊髄損傷者連合会杯
4.閉会挨拶
5.閉会宣言
番号 | 都道府県 都市名 | 人数 |
---|---|---|
1 | 青森県 | 6 |
2 | 岩手県 | 4 |
3 | 山形県 | 3 |
4 | 茨城県 | 14 |
5 | 千葉県 | 12 |
6 | 東京都 | 24 |
7 | 横浜市 | 2 |
8 | 川崎市 | 6 |
9 | 神奈川県 | 40 |
10 | 福井県 | 5 |
11 | 長野県 | 4 |
12 | 岐阜県 | 3 |
13 | 静岡県 | 9 |
14 | 愛知県 | 4 |
15 | 三重県 | 3 |
16 | 京都府 | 2 |
17 | 大阪市 | 14 |
18 | 兵庫県 | 12 |
19 | 奈良県 | 3 |
20 | 島根県 | 4 |
21 | 広島県 | 2 |
22 | 山口県 | 4 |
23 | 高知県 | 3 |
24 | 香川県 | 2 |
25 | 佐賀県 | 6 |
26 | 熊本県 | 2 |
27 | 埼玉県 | 6 |
28 | 大分県 | 1 |
- | 計 | 200 |
順位 | 氏名 | 障害 | 所属 | 90m | 70m | 50m | 30m | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 佐藤雅雄 | 片腿切断 | 青森身障A・C | 220 | 275 | 278 | 314 | 1,087 |
2 | 樫木茂 | 脊損 | 大阪身障A・C | 239 | 269 | 255 | 319 | 1,082 |
3 | 横山季輪 | 片腿切断 | 大阪身障A・C | 232 | 276 | 256 | 296 | 1,060 |
4 | 磯崎義光 | 脊損 | かもめA・C | 176 | 276 | 293 | 315 | 1,060 |
5 | 米倉久恵 | 片腿切断 | 大阪身障A・C | 216 | 258 | 254 | 314 | 1,040 |
6 | 中島喜一 | 脊損 | かもめA・C | 195 | 261 | 246 | 328 | 1,030 |
7 第8回全国身体障害者スキー大会
(昭和53年度協会主催経費負担)
昭和54年2月23日~25日
長野県竜王スキー場
場所
- 長野県北志賀竜王スキー場
宿泊所
- 笹川ロッジ他
- 長野県下高井郡山ノ内町北志賀竜王スキー場
大会内容
- 2/22夜東京・OMYC6号棟日本身体障害者スキー協会事務局に集合 PM8:00集合 PM10:00出発
- 2/23朝北志賀竜王着 現地参加者合流
午後講習会,競技トライアル,前夜祭 - 2/24 競技大会 表彰式
- 2/25 自由滑走 正午出発(現地参加者解散)
東京.OMYC着(PM9:00の予定)
1.参加人員
- | 正会員 | 賛助会員 | - | ||
男 | 女 | 男 | 女 | 計 | |
会員 | 31 | 14 | 11 | 6 | 62 |
来賓 | - | - | 20 | 0 | 20 |
支援 | - | - | 44 | 14 | 58 |
計 | 31 | 14 | 75 | 20 | 140 |
2.参加都道府県名
関東地区 東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県
中部地区 岐阜県・愛知県・静岡県・長野県
関西地区 兵庫県・大阪府・三重県
中国地区 岡山県
3.行事
2/23 講習会・競技トライアル・前夜祭
2/24 開会式・競技会・表彰式
2/25 親睦会
国際スキー親善大会の状況
主題:
創立20年史 No.19
発行者:
財団法人日本身体障害者スポーツ協会
発行年月:
昭和60年3月31日
文献に関する問い合わせ先:
〒162
東京都新宿区戸山1-22-1
戸山サンライズ内
TEL 03-204-3993