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講演会 「アメリカ ADA法の現状と将来展望」

ピーター・ブランク氏
米国シュラキュース大学ロースクール教授/同大学バートンブラット研究所長

主催:日本障害フォーラム(JDF)
日時:2009年7月10日(金)14:00~17:00
会場:戸山サンライズ(東京都新宿区)


 1990年、アメリカは世界に先駆け、障害のある人々への差別を排除する明確で包括的な法律であるADA(障害のあるアメリカ人法)を制定した。2008年にはADA改正法が成立し、2009年1月から施行されている。ADAは2010年に制定から20周年を迎える。
 この20年で雇用や公共サービスにおいて障害のある方々への差別はなくなったのか?
「アメリカ ADA法の現状と将来展望」と題したこの講演会で、シュラキュース大学ロースクール教授で同大学バートンブラット研究所長のピーター・ブランク氏は自身が関わった様々な訴訟を事例に挙げながら、この20年の成果と課題をわかりやすく語った。
 ブランク氏は、ADA法の制定後の十数年を、「障害とは何か」、「差別とは何か」、「合理的配慮とは何なのか」を法廷で追求し続けた年月であったと言う。
日本でも障害者権利条約の批准、そして障害者差別禁止法制定に向けての運動が障害者団体を中心に活発に行われている。ADAの下、アメリカが経験してきた20年間の戦いと課題は日本での平等な権利推進のため進むべき方向性を示してくれている。

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