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学内でのDSS (Disability Services for Students)の位置

●渡部
構造的には、モンタナ大学では学長が一番ですね、トップ。そのあとに2つ分かれています。一つはAcademic Affairsと言って、要は学部がありまして、もう一つはStudent Affairsと言いまして、学生のためにサービスをする部署がたくさん傘下にあるのですが、その中でDSSがStudent Affairsの傘下に入っています。 大学自体で決めるというのはもちろん学長が権威を持っていますけれど、DSSのスタッフも、あちこちミーティングに参加して、もちろん障害学生にも行ってもらって、障害者の意見を言わせてもらいますよというふうにしているので、もちろんパワーというのですか、DSSの権威というのは学長と比べたら小さいかもしれませんが、大学としてはかなり、何か質問があるとしたらやはりDSSに聞こうという雰囲気は確かにあると思います。 私達のいいところというのは、法律で、ADAでたとえば合理的配慮というのはこういうものだ、不合理であるのはこういうものとしっかりしてありますから、私達の仕事も逆にやりやすいと思います。

●河村
逆にそういう法律とか制度で、ADAやリハビリテーション法で今決められているのはこういうことだということを、一番深く理解して解釈して実行しているのがDSSなんだという、そういう学内からの敬意を払われているということですね。

●渡部
と、思います。はい。