2004年度サムハル社(スウェーデン)年次報告書
サムハル社(スウェーデン)
サムハルは雇用を通じて障害者に発展の機会を提供し、スウェーデンにおけるリーディングカンパニーを目指す。
「一年間失業した後で、また仕事に就けて嬉しいです。仕事に間に合うように早起きしなければなりませんが、それだけの価値はあります。サムハルでの仕事で一番いい所は、これ以上仕事の負担に耐えなくてもいいように、仕事を変更できる所です。」
これがサムハルだ
サムハルは全国24000人の従業員に有意義で発展的な仕事を提供している。
サムハルの従業員の半数以上はサービス部門で働いている。同時に、サムハルは国内最大の製造業下請け会社の一つでもある。
サムハルは雇用を通じて障害者に発展の機会を提供している、スウェーデンにおけるリーディングカンパニーである。 サムハルの活動は毎年政府によって作成される4つの目標に基づいている。
- 障害者に一定数の仕事を提供する。
- 知的障害者、精神障害者、或いは重複障害者など優先順位の高い人々から順に採用する。
- 従業員がサムハルから他の雇用機関へ移ることを支援する。
- 収支のバランスをとる。
サムハルの仕事は、商品の生産及びサービスの提供と、その際に障害者のニーズがあれば有意義で刺激的な仕事を創造することである。
サムハルの従業員は約24000人で、その90%以上、即ち22000人が一つ或いは複数の障害を持っている。スウェーデン全市にサムハルの従業員がおり、そのうち約250の市で活動している。
サムハルの従業員の50%以上はサービス業に従事している。サムハルはスウェーデン最大の清掃・不動産管理サービス、市の介護サービス及び民間企業向け人材(チーム)派遣サービス提供会社である。
更にサムハルは電気、家具、梱包及び機械工学部門においてもスウェーデン最大の下請け会社の一つである。
目次
サムハル社取締役会及び社長(企業認定番号556448-1397)は、ここに2004年会計年度の報告書及び連結財務諸表を提出する。 取締役会報告書は10ページから68ページまで(損益計算書、貸借対照表、現金収支一覧表、資本勘定報告書及び注釈を除く)と 70ページから74ページまでである。
報告日
サムハルの2005年度の財務情報は以下の日程で報告される。
- 4月27日 中間報告 2005年1月から3月まで
- 8月24日 中間報告 2005年1月から6月まで
- 10月31日 中間報告 2005年1月から9月まで
- 1月31日 年度末報告 2005年1月から12月まで
年次総会
年次総会は2005年4月20日にストックホルム、Grev Turegatan 14のスウェーデン王立工学アカデミー(IVA)で開催される。