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パキスタン ザルダリ(Zardari)大統領、国連障害者権利条約批准書に署名

出典:
Daily Times(7 June 2011)
http://www.dailytimes.com.pk/default.asp?page=2011\06\07\story_7-6-2011_pg7_4

大統領は、市民社会団体、NGO、富裕層に対し、特別なニーズのある人々に手を差し伸べている政府への支援を要求

イスラマバード:アシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領は、2011年6月6日月曜日、特別なニーズを抱える人々や市民社会団体会員、NGOおよび国際NGO代表とその他の要人が多数出席する、大統領官邸での特別批准式典において、国連障害者権利条約批准書に署名した。

国連総会は2006年に障害者権利条約を採択した。この重要な条約には、これまで148カ国が署名し、100カ国がこれを批准している。パキスタン政府は2008年9月25日に署名し、2011年6月6日月曜日に批准した。

大統領は式典出席者に向けた演説の中で、この日を歴史的な日と呼び、現民主政府の統治期間中に署名と批准が行われたことは大きな喜びであり、名誉であると述べた。そして、パキスタンイスラム共和国憲法は、すべての国民に平等な権利を保障すると語った。さらに、イスラムの教えでも、孤児、未亡人、高齢者、貧困者、そして何よりも障害のある人々を含む、弱者の保護を非常に重視していると続けた。大統領は、我々の価値観と憲法に従い、特別なニーズのある人々に対する責務を果たしていくことを誓った。

ザルダリ大統領は、特別なニーズのある人々の面倒を見、このような人々に配慮することは、我々の義務であると述べた。また我々全員が、一部の人々の特性が原因で生じる格差を解消するために協力していかなければならないとも語った。そして、市民社会団体会員とNGOおよび富裕層に対し、政府が特別なニーズのある人々に適切な配慮を行えるよう、支援を求めた。

大統領は演説の中で、特別なニーズのある人々への配慮は自分が常に気にかけていることであり、個人的にも障害のある人々のための活動に打ち込んでいると述べた。任期中の2009年8月には、特別なニーズのある人々のための特別電子国民IDカード(CNIC)計画を立ち上げたと大統領は振り返った。その目的は、全国の特別なニーズのある人々を特定し、このような人々が平和に、かつ尊厳を持って生活できるよう便宜を図ることであった。大統領によれば、その便宜とは、免税車両の輸入、航空運賃および鉄道運賃の半額化、公立病院における医療費の無料化などであった。大統領は、国家データベース登録局(NADRA)が、これまでに96,000枚の特別電子国民IDカードを発行したと語った。

大統領はまた、特別なニーズのある人々の福祉のために、特殊教育総局も様々なイニシアティブを発揮してきたことを知り、大変喜んでいると述べた。アラマ・イクバル公開大学、パンジャブ大学およびカラチ大学における特殊教育学部の設立、特別なニーズのある人々にアクセシビリティを提供するための建築基準法規定関連法案、主要都市における特殊教育用建築物の建設、連邦首都および州都の障害のある人々にやさしい都市宣言、特別なニーズのある人々に対する中央上級職(CSS)採用試験受験許可、そして主要都市における127の特殊教育センターの設立などが、イニシアティブの例として挙げられると大統領は語った。

大統領は、これらが重要なステップであることは間違いないが、政府はさらに多くのことを行いたいと考えているため、十分ではないと述べた。我々はもっとやる、と大統領は心に決めていた。さらにザルダリ大統領は、連邦政府および州政府に対し、国連障害者権利条約を慎重に検討し、特別なニーズのある人々一人ひとりを保護し、しかるべき配慮を払うために必要なあらゆる措置を講じることを求めた。