レバノンにおける障害のある難民/状況(続き)

7.レバノン危機対応計画2015-2016には、次のように記されている:

a)「… シリアからの強制移動を余儀なくされた子どもの中には、何年間も学校に通っていない者や、学校に通ったことがない者、特別なニーズがある者がいる。これらの子どもたち、特に障害のある子どもたちは、機会が限られており、そのために、児童労働、児童婚あるいはその他の形態の虐待及び搾取を受けやすい。」

b)主要な公衆衛生脆弱性の基準に基づき;5歳未満の男女、妊婦及び授乳中の女性、性とジェンダーに基づく暴力(SGBV)のサバイバー、60歳を超える高齢者、障害及びメンタルヘルスの疾患のある人… は、最もサポートを必要としており、部門戦略において優先される。

c)最近の調査では、家庭内暴力、性的嫌がらせ及び搾取、強制/早期結婚が、引き続き女性と思春期の少女に対する保護の主要な問題であることが確認されている。保護者のいない少女、母子家庭の母親、幼い母親/妻及び 障害のある女性/少女が、特にこのような危険にさらされている。