レバノンにおける障害のある人

・レバノン国民議会によって公布された障害のある人の権利に関する法律No. 220/2000 や、レバノン政府、レバノンのNGO及び国際NGOによる広範な取り組みと資源の投資にもかかわらず、レバノンの障害のある人(登録者・未登録者とも)の多くは、依然として基本的な権利を奪われたまま

・レバノンの人口400万人のうち、障害のある人の推定数:全人口の10%とすると40万人

・これまでに社会問題省(MoSA)に登録したのは、わずか21% (85,000人)。登録を促す刺激策はなし。

・レバノン国内の多数の受け入れ側地域社会に難民が分散しているため、これらの地域社会におけるニーズを持つすべての人への平等な支援が必要とされている。これがなければ、難民と受け入れ側地域社会との間で、緊張と対立が高まると考えられる。