[米国]スタンフォード大学教育成果研究所,調査報告書「チャーター・スクルールに関する研究」

リハ協ブログ2013年6月26日より転載

スタンフォード大学教育成果研究所(Center for Research on Education Outcomes at Stanford University)が、調査報告書「チャーター・スクルールに関する研究(National Charter School Study 2013)」を公表しました。チャーター・スクールは、1990年代から増加している特別認可(チャーター)による設立される学校で、保護者、地域住民、市民活動家などが、独自の目標を設定するなど新しいタイプの学校を作りたいと考えた場合に設立申請し、それが認可された場合に、公的な補助が受けられるというものです。設立に伴う教員やスタッフの募集や、運営についても、その申請団体が実施し、到達目標が達成できなかったり児童が集まらなかった場合は、閉校になります。

本報告書は、全米25州とニューヨークのコロンビア地区において、伝統的な学校とチャーター・スクールを比較したものです。報告書によれば、貧しい児童や障害児童に対する教育においては、チャーター・スクールが伝統的な学校よりも優れているというような結果が示されています。全体で104ページの報告書で、下のサイトからダウンロードできます。(寺島)https://credo.stanford.edu/sites/g/files/sbiybj6481/f/ncss_2013_final_draft.pdf

menu