支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で みやぎ支援センターニュース 「ゆい」No.11 日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センター 2011年5月11日発行 仙台市太白区・萩の郷第二福寿苑内(5月1日より) 022-244-6965(TEL・FAX) メール:jdf.miyagi@gmail.com ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/JDF_shienhonbu.html みやぎ支援センターの活動も40日を越え、地域のみなさまにも大分認知されてきました。初めて電話をかけたという方、以前から関わりを継続されている方など、つながる人が増えてきています。支援員は交代してしまう為、知り合った方との出会いはとても嬉しく、また別れは寂しくもあるのですが、JDFとして、伺ったニーズに応えられるよう、今後も最大限の努力をしていきます。 訪問累計(5月10日現在) 支援員 5/10 29人、累計 1,260人、 避難所 5/10 18ヶ所、累計 587ヶ所、 市町村 5/10 2ヶ所、全市町村、 障害者支援事業所 5/10 5ヶ所、累計 321ヶ所、 関係機関 5/10 4ヶ所、累計 123ヶ所、 自宅・その他 5/10 20ヶ所、累計 397ヶ所。 ●訪問活動日誌から 【地球村再開!・・・山元町】 ・5/9(月)に山元町の社会福祉協議会が運営する、山元町共同作業所「工房地球村」が再開されました。再開に向けては、JDFもお手伝いさせていただき、この日を迎えることができました。 JDFも株木センター長、西川事務局長、2名の支援員が伺いました。    【民生委員さんの電話から・・・利府町】 ・朝、センターにかかってきた電話は、宮城郡利府町、地元の民生委員さんからでした。自分が担当する地域の、倒壊しそうな家屋にまだ人が住んでおり、その中に身体障害のある方がいるとのことでした。すぐに支援員を派遣し話を伺いましたが、民生委員さんのその時の本当に嬉しそうな顔が印象に残りました。今後も民生委員さんに同伴しつつ、障害のある方4名から状況やニーズについての聞き取り、利府町社会福祉センター職員との話し合いなど、支援の道筋を探る活動をしていきます。 事務局は、今。 ○5月7日(土)ゆめ風基金八幡理事来訪、全日本自治体労働組合社会福祉協議会秋野議長他2名、民主党衆議院議員石毛^子議員来訪。 ○5月8日(日)事務局で使うパソコンが足りず、確保の手配を行う。 ○5月10日(火)事務局員、山元町社会福祉協議会訪問・地球村訪問。 ○5月11日(水)CLIたすけっとさんとの情報交換会に増田事務局長参加、その後石巻保健所、石巻支援学校訪問。 <みやぎ北部支援センターの活動> ‐4/28から動き出している北部センターの様子です‐ ○5月7日(土)相談のあった精神障害のある方へ、相談支援事業所をつなぎ、障害者事業所への物資の提供をしました。 ○5月8日(日)避難所周りをしながら、キーパーソンとなる方への挨拶、南三陸町役場への訪問をおこないました。 ○5月9日(月)南三陸町の未訪問避難所の訪問活動を実施(5か所)するとともに、避難所への物資運搬を行いました。 ●支援活動に参加した支援員から● 北部支援センター設立初の女性支援員として、現地到着翌日から2名ずつのチームで調査に回りました。 避難所へ到着後早速情報収集を始めましたが、現地の方とのコミュニケーションの難しさを痛感しました。被災以前は、多くの方が地域の中に根づき生活されていた方が多い地域での支援が、これほど困難であることは想像以上で、ニーズの把握に四苦八苦しています。しかし、現地で避難されている方々の笑顔に、私達は強い希望の光を感じました。限られた期間ではありますが、出来る限り被災以前の環境に近い状態で障がい者の方への支援が再開できるような支援をいきたいと、強く感じています。 (森田 智子さん 三重県から) 山元町共同作業所「工房地球村」の再開に立ち会わせていただきました。通所されている方の皆様の笑顔を拝見し、感激した次第です。また地元関係者のみなさまの尽力にも感服いたしました。この一歩が大事です。今後もみんなで応援を続けていきたいと思います。(小島 考太郎さん 東京都から) 障害のある方のよりよい地域生活を再建していくために今は人が必要です。 ぜひご協力をお願いします! まだ支援員が足りていない状況です。業務内容としては、以下のものがあります。 @みやぎ支援センター支援員― 被災地避難所・福祉事業所への訪問による、ニーズの掘り起こし、具体的なニーズへの対応 Aみやぎ支援センター事務局員― 電話相談、ニーズへの調整・対応、会計、備品・生活管理、庶務、支援員・車両管理等の調整、広報、活動報告・記録管理。 Bみやぎ北部支援センター支援員― 気仙沼、南三陸地域の避難所訪問・ニーズ調査・安否確認など。