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ナンシー・パネラ(Nancy Panella)について

ナンシー・パネラ博士は、ニューヨーク市聖ルカ・ルーズベルト病院ボリング記念医学図書館(Bolling Memorial Medical Library, St. Luke’s-Roosevelt Hospital Center)館長で、聖ルカ・ルーズベルト病院に保存されている記録と歴史的収集物の管理にもあたっているが、これらはいずれも博士の在職中に整理・収集されたものである。このような活動を認められ、博士は2006年に聖ルカ・ルーズベルト大統領記念賞(St. Luke’s-Roosevelt President’s Award for Excellence)と医学同窓会生涯功労賞(Medical Alumni Society’s Lifetime Achievement award)を受賞した。パネラ博士は、ワシントンD.C.のアメリカ・カトリック大学で図書館サービス学の修士号を、ニューヨーク市のコロンビア大学で同博士号を取得し、1995年にIFLAの会員となり、現在にいたっている。また博士は、アメリカ医学図書館協会(MLA)、MLA国際協力セクション、MLAニューヨーク・ニュージャージー支部、専門図書館協会(Special Libraries Association)、ニューヨーク図書館クラブ(New York Library Club)、ニューヨーク科学アカデミー(New York Academy of Sciences)、さらにニューヨークを拠点とした専門家協会、Archons of Colophonの会員でもある。

パネラ博士は、特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(LSN)の常任委員を務めており、『入院患者、長期介護施設内の高齢者および障害者のための図書館サービスガイドライン(Guidelines for libraries serving hospital patients and the elderly and disabled in long-term care facilities)』(IFLA専門報告書第61号)の編集チームを指揮した。また、博士はLSNの『図書館利用において不利な立場にある人々へのサービス国際リソースブック(International Resource Book for Libraries Serving Disadvantaged Persons)』(IFLA出版物シリーズ96)の共著者でもある。ごく最近では、LSNの特別なニーズのあるユーザーグループに関する用語集を完成させたが、これは2009年に発行された。