現在および将来
LSNは、入院患者に対する図書館サービスに取り組む小委員会から、多種多様な特別なニーズを持つグループに対する図書館システム、リソースおよびサービスの改善を促進するために尽力する分科会へと発展してきた。LSNは現在、特別なニーズのある人々が、あらゆる形態の図書館資料を利用できるように改善する活動と、そのようなニーズについて議論する国際会議の開催を引き続き行っている。
今後もLSNは、さまざまな目的の中でも特に、特別なニーズを抱える人々の問題を解決する著作権法の促進、世界ろう連盟およびヨーロッパディスレクシア協会などの、LSNと同様の分野を中心に活動している機関との共同事業の追求、特別なニーズのある人々のためのリソースとサービスの改善に向けた、他のIFLA分科会との協力、この分野における調査研究の実施、そして関心分野における口頭および文章による発表を続けていくであろう。