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「マリタイムス」2011年11月25日発行

「マリタイムス」№142 2011年11月25日発行

真理さんイラスト 秋のおやつ ハーブティーとスイートポテト

 だいぶ朝晩とヒャーとするような空気も冷たくなり、ボチボチとハンドクリームもつけるような季節となって来ました。一気に風邪も流行りだしています。皆さんも気を付けてくださいね。ちょっとの冷えでマンションの中庭の木も色が付くようになって来ました。

原発情報「食と農を安全に守ってね」

 一時期放射性物質セシウムが検出されてから,食物や農家にも影響が出て、牛乳も捨てざるを得ない日が続きましたが、ようやく少し放射性物質の制限が解除されて出荷できるようになりました。やっとこれで安心したでしようね。でもまだ気は抜けないでしょう。これまでに新しく入って来ている情報では東京の世田谷区とか、港北区とかで高濃度の放射線の検出もされるなど、でもどうやって出るのかわかりません。もう早くあの大震災から八ヶ月が経ちます。それでも自分達のこれから住むところや、どこで生活をしたらいいのかと、その不安も抱えています。自分達の町をどのように復興させようか、必死で特産の野菜とかおもてなしの品をそろえて、早く東北の町を元気の出るようにと、生き抜こうとしています。

「サー、オリンピックの予選選考会が始まっている」

 いよいよスポーツ界もロンドンオリンピックに向けての予選会が始まりました。これを境にこの日本の立て直しが計れるのでしようか。選手達が日頃の練習の成果を見せるために、いっしょうけんめい戦っています。
明るい兆しが来るように私達も願っています。
 もう一つはまだまだ深刻に不祥事が絶えない角界ですが、気迫のこもった相撲を見たいし、私が継続で取っているNHKの大相撲特集と言う番付の付録が付いている本が出ていません。早く出してもらいたい、店頭に並べて売って欲しいと思っています。
 今ではマラソンも予選が始まり、バレーボールも女子が強豪のアメリカに勝つとか、ブラジルにも勝ったりとものすごいゲーム展開でした。野球では日本シリーズで、中日とソフトバンクの対決で最後まで接戦の多い試合でした。

「社会問題、虐待から子供の命を守ろう」

 今の若いお母さん達はどうして自分の子供に虐待をしなくちゃならないのかと思うと、こっちまでかわいそうに思えます。かわいく厳しくしつけを教えてあげないのか、子供は母に寄り添う事からだんだんに成長していくものです。少し母から離してあげること、お互いの距離を作る事で子供達も大きくなって来ます。食事を与えないと言うのはかわいそうだし、子供に強く当たり散らしたりぶったりなぐったり蹴るなど、このような形で沢山の子供が犠牲になっています。少しでも虐待を減らして新しくいい社会を作り直す事が大事です。子供を見れない時は、保育所や、鶴見区では「こかげ」と言って自由に遊ばせる場所もあります。そのように支えがあれば子供達も少しずつ大きくなります。これが今の社会には深刻な問題となっています。

「オウム裁判死刑判決で終わる、それでも不満で」

 昭和から平成に変わって、バブル崩壊の後に90年代最初の時代からオウム関連の騒動が起き始めた激動の時代でもありました。サリンと言う猛毒の有毒ガスをまいては沢山の人達がその犯罪で犠牲になりました。
横浜の弁護士一家の殺害もあったりで、さまざまな出来事が起きました。そのサリンと言う有毒ガスの犯罪で裁判にかけてずっと長く続きました。犯罪を起こした犯人で、大きな罪を問われた麻原彰晃が捕まって、長野にサリンをまいた犯人も捕まって裁判をしたけど、なぜそのような事が起きたのかという話をしなかったので、遺族の方もそれで死刑判決になるとは残念でならない、そのような「不満がある」と話していました。 今ではそのサリンで被害にあわれた人達は、まだまだ後遺症に苦しんでおられます。サリンガスの犯人扱いされた河野さんも、捕まりそうになって新聞にも載せられたそれも不満はあると思います。御自分の奥さんもそのサリンで亡くなった事の話しもしていました。毎年3月になると、どうしても思い出してしまう、あんまり話したくない人もいます。

「名古屋のコンビニハウス、15周年記念シンポジウムに招かれる」11月3日

 11月3日文化の日に、名古屋でコンビニハウスの事業所の15周年の記念シンポジウムに招かれました。全障研大会でレポートを書いている私の話を聞いた職員さんが、「当事者参加の自立を考える」のシンポジウムに私が話しをして欲しいと依頼が来たので、私と母と私の友人にサポートで付いてもらって、3人で名古屋へ行って参りました。 最初しゃべる前からヒヤヒヤしましたが、コンビニハウスの職員の人がステージの端っこに付いてくれていたので、ややドキドキはしましたが、私はもう最初から酸素を吸いながら報告しようと思っていたので、まずまず酸素不足にならず済みました。最初からうまく言えるかと思いつつ、何度か報告をし始めると言葉が詰まるところもあって、一人暮らしのことを話すとどうも感極まりそうになりました。このシンポジウムでは進行をしてくれたのは、広島から来た車椅子の秋保さんがコーディネーターで進めてくれたので、後はゆっくりと話す事ができました。
 帰りの新幹線の中で「アー終わったーホッとした」と自分で感じました。一人一人の顔がステージの後ろに、スライドで映って、初めて壇上に上がってのスピーチをやるのも経験しました。沢山いろんな人達と知り合う機会になり、今までの全障研大会で会った人達も来ていて、広がりが増えました。
 この日は一応日帰りで行って来ました。今シンポジウムのDVDを作っています。できたらお見せします。楽しみにしていてください。

シンポジウムの様子

右から3人目が私です。