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「マリタイムス」No.172 2016年8月20日発行

「マリタイムス」No.172 2016年8月20日発行

残暑お見舞い申し上げます。

 今年の夏の天気は、どうもすっきりしない空模様が続いていました。お盆すぎてから台風が来るとニュースもあり、空気が重いような気がしてペトつくような汗をかき、何枚もタオルを使ってしまう毎日です。

「緊急連絡網作って、親戚と保佐人さんの顔合わせをした」

 今はまだ親が元気で私と生活をしていますが、でもいつかはこれからの展開が変わっていくのかも知れないと言う事で、そんな事があったら、「どうしようか」と思って、私の保佐人さんに、一度、岡本一族の兄弟に会ってもらう事にしました。どの人が母の兄弟なのかを、私の「あんしんノート」に顔写真を貼ったものを見てもらっていましたが、親戚がお盆で集まるので会ってもらいました。私の保佐人さんが細かく成年後見制度の説明をしてくれました。15分くらいで顔合わせは終わりました。保佐人さんも一緒にみんなで写真を撮りました。
 もし母が具合が悪くなったら、私を緊急に「避難させる」話も出るなど、この先の二人での生活がどのように変わるかは、これからみんなで相談して決めていくと話しました。 緊急連絡網を作って、最初に保佐人さんから親戚や母の友人や、私の作業所にも連絡が回るようにしました。
 この日は、まだ早いけど母の古希のお祝いで、私のいとこたちがとても大きい花束をプレゼントしてくれました。

「白熱メダルラッシュに勢い止まらず、日本選手大健闘」

 8月6日から、ブラジルのリオオリンピックが開幕しました。
 今まで勝てなかった悔しさを今回のオリンピックにかけていた選手もいました。体操では内村選手が団体で「金」メダルを取りたいと言って見事に取れました。レスリングでは伊調選手や後輩の選手が続けて、「金」メダルを獲得しました。これまで無敗だった吉田選手も四連覇を目指していましたが、悔やまれるような「銀」で終わりました。一瞬かたまった感じで動けなかった吉田選手でしたが、涙が止まらなかったようです。しばらくして「いつまでも、くよくよしてはいられないな」、笑顔に戻ってよかったなと、やっぱりさすがの私も熱いものを感じました。卓球は男子も、女子も団体でメダルを取って、こんな強いチームはめったにありません。バトミントン女子ダブルスの決勝では、強豪のデンマークと当って、「どうかな、勝てるかな」、ドキドキしましたが朝の新聞を見たら、デンマークに勝った「金だー」、やったー、母と二人で喜びを分かち合いました。ものすごい「接戦だったな、でもよく勝てたな」と思いました。
 陸上男子400メートルリレーでは、みごとな走りで「銀」メダルを取りました。
 一番強いところは、アメリカや、中国、韓国で、相手が研究している粘りに、勝てなかった事もあるだろうなと思いました。

「私も暑さ対策しているよ、」

 この時期にしかできない楽しみは、朝シャワ―で汗を流してから朝食をとって、一日が始まります。
 首の後ろを冷やしたり、こまめに水分も取ったりして、11時にはクーラーを付けて温度を28度ぐらいにしています。クーラーにずっーと長く入っている時は、身体が冷えるので半身浴をしています。
 夜寝る時は冷たい枕をして寝ています。みなさんはどんな暑さ対策していますか。

「SMAP解散 私は納得できない」

 SMAPファンの人達には、あまりにも大きすぎるニュースが入って来ました。25年間一斉風靡したSMAPがこれからの活動を年末までやって、グループ活動を解散と言っているようです。
 本当に心に切なすぎる感じで、認めたくありません。このままでは終われない、SMAPは残ってもらいたい、それが私の思いです。私と世代も一緒で、デビューイベント記念として、西武遊園地で宣伝をしていました。1991年の9月9日にメジャーデビューを果たしました。阪神淡路大震災のチャリティで、「がんばりましょう」をヒットさせて、2003年のオリコンチャートでは「世界に一つだけの花」も第一位になるなど、数多くの曲が売れたのはよかったし、メンバーがライブ活動を続けて来たのが、いろいろな時代を作ってくれた、ありがとうと言いたいところです。
 今年一月に、解散報道で騒いでおちついたかと思ってましたが、また同じ問題が出てしまって、「どうしてそうなるの」と、ちょっとどころか悔やみ切れません。
 キムタクは「解散はしたくない、今のままの活動を続けたい」と、コメントしていますが、私も同じ気持ちになっています。

第50回、「全障研京都大会報告」8月5~7日

 今年もまた全障研大会が京都で開催、私も参加して来ました。これも夏の風物詩と言ってもいいくらいです。
 大会前日の5日(金)から出発して、京都駅に着いたら「もわっ~~~」として、生ぬるいようなお風呂に入っているような空気でした。その日は行くだけだったので、駅の前のホテルでゆっくりしていました。夕方には、鴨川の四条大橋の東華菜館の川床で、夜景を眺めながらビールで一杯して、最高な気分でした。

鴨川の四条大橋の東華菜館の川床でビールで乾杯

 6日(土)大会の初日は、開会全体会の記念講演では、弁護士の尾藤ひろ喜さんの話で、相模原の事件の事や、今年5月に、アメリカのオバマ大統領が被爆地の広島訪問されたなどの話も出ました。ちょっと私も聞いてみたかった講演だったので実際に聞けてよかったです。
 大会のTシャツやあぶら取り紙を買いました。会場内の本売り場で、子供の叱り方の本もあって、買おうかなっと思ったけど、本のタイトルが難しそうだったので、やめました。

書籍販売の会場にいる真理さん

 7日(日)は伏見の龍谷大学で、分科会が始まって、私は「地域での生活と支援」の分科会に出て、去年レポートした「成年後見制度」のまとめの報告と、私の保佐人さんが決まった事を報告しました。
 沢山のレポートがあったので、司会の人がすぐにまとめに入ってしまったので、それほど話ができませんでした。
 私が作業所から持って行った製品を紹介しようと準備をしたものの、出すタイミングがずれて、売りそびれてしまいました。結局サポートのボランティアの人にあげました。

日傘を差し車椅子の真理さんとお母さん