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開会あいさつ

日本障害者リハビリテーション協会会長 金田一郎

 

本日は不順な天気にもかかわらず、たくさんの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

総合リハビリテーション研究大会は、昨年度に第三十回の節目を迎え、その記念大会を東京で開催いたしました。東京以外で開催するのは三年ぶりとなります。

新たな第一歩となる大会を、この広島で、皆様方とご一緒に開催できたことを、嬉しく思います。

本大会は、一九七七年に、各分野のリハビリテーション従事者の連携と交流を目的に、有志による「交流セミナー」としてスタートして以来、さまざまなテーマにより幅広い人材の参加を得ながら、全国各地での開催を重ねてまいりました。

障害のある人の暮らしをどのように地域で実現していくか、その重要性は今日ますます高まるばかりです。障害者施策においても、さまざまな権限が地域へ移行されるようになって久しく、先ごろ発効しました障害者条約においても、地域における生活は主要なキーワードの一つとなっています。

そのような中、地域リハビリテーションの実践に真摯に取り組まれているこの広島の地で、本大会を開催できることは、誠にタイムリーなことです。

二日間に渡る本大会が、参加される皆様にとって、実り多いものとなることを期待いたします。

大会の開催にあたりまして、ご登壇いただく講師の方々、ご後援いただいた各省庁ならびに団体各位、そして、各地よりお集まりいただいた皆様に、心よりお礼申しあげます。

また、プログラムの企画と実施にあたられた、地元実行委員会の皆様に、心より敬意を表します。

最後に、本大会の開催にあたりましては、独立行政法人福祉医療機構より、ご助成をいただきました。ここに感謝を申しあげ、開会のあいさつといたします。


ごあいさつ

広島県健康福祉局社会福祉部長 河良俊昭

 

本日は知事が所用のため出席できませんので、祝辞を預かってまいりました。ご披露させていただきます。

祝辞。「総合リハビリテーション研究大会in広島」が盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、全国からお越しいただいた皆様を心から歓迎いたします。また、皆様には平素から障害のある方々が自立更生できる環境づくりにご尽力をいただいていることに対し、深く敬意を表する次第でございます。

さて、本県では、一人ひとりが相互に人格と個性を尊重して支え合う共生社会の実現を目指し、在宅サービスなどの福祉サービスの充実はもとより、障害のある方々が地域社会の一員として自由に外出や社会参加ができるよう、その阻害要因となっているさまざまなバリアを解消するとともに、就業支援や障害に関する県民の正しい理解の促進などに積極的に取り組んでいるところでございます。

こうした取り組みが着実に成果をあげるためには、福祉、教育、雇用、就業分野などの幅広い連携が必要であることは当然のことながら、皆様をはじめとした保健医療関係者の力強い後押しが何よりも重要であると考えております。

こうした中、本日と明日の2日間開催される本大会では基調講演や各分科会での討論などを通じ、障害のある方々を取り巻く環境についての現状と課題、今後必要な取り組みなどを明確にされるとともに、参加者相互の交流を通じて、ふだんから抱えておられる悩みや課題についても、活発な意見交換が予定されているとうかがっております。どうか皆様には、この研究大会が実り多く、心に残るものとなりますよう、積極的な交流に努めていただきたいと思います。

終わりに、財団法人日本障害者リハビリテーション協会の今後ますますのご発展と皆様のご健勝を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。平成20年8月29日、広島県知事、藤田雄山。

代読でございます。本日は本当におめでとうございます。


開会あいさつ

総合リハビリテーション研究大会in広島実行委員会 実行委員長
はたのリハビリ整形外科病院 院長 畑野栄治

 

ただ今から「総合リハビリテーション研究大会in広島」を開始いたします。どうぞこの2日間、有意義な時を過ごしていただきたいと思います。(拍手)


「総合リハビリテーション研究大会 in 広島」が意図するところ

総合リハビリテーション研究大会常任委員・実行委員会副委員長
広島国際大学大学院教授 關 宏之

 

本日はお越しくださいまして、本当にありがとうございます。

8月の広島は鎮魂の月です。リハビリテーション、人権、権利の回復、平和、それらを発信する意味はとても大きいと思います。やはり人間がベースになると思います。この2日間、そういった意味で皆さんといろいろな形で意をともにできればと思っていますし、そういった内容を企画しました。いたらない点が多々あるかと思いますが、どうかご容赦たまわり、積極的にご参加いただきたいと思います。

今回の準備につきましては、広島国際大学の坊岡先生や教員の諸先生方、あるいは学生諸君にたくさん負うております。感謝をするとともに、今日、明日とがんばって地域活動の仕事を全うしてください。

有意義な2日間となりますように、皆さんとともによい大会をつくり上げてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。