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開会挨拶

野村美佐子
財団法人日本障害者リハビリテーション協会情報センター長

本日は、講演会「理工学分野における高等教育の障害者入学支援プログラム-韓国でのとりくみ」にお忙しいところご参加いただきありがとうございます。私は、財団法人日本障害者リハビリテーション協会情報センター長の野村美佐子と申します。最初に主催者としてご挨拶をさせていただきます。

 本日講演をお願いしております国立ソウル大学の教授であるイ・サンムクさんは2006年に米国での交通事故により、首から下は動かず、口で操作するマウスで電動車いすとITを駆使されています。本講演会におきましては、支援技術がいかにイ氏を支えたか、そしてご自身の経験を踏まえて理工学分野に学ぶ学生たちへの支援の取り組みについてお話をいただきます。

 イ氏の講演後に、支援技術開発機構の河村宏様に司会をお願いしまして、パネリストとして日本で理工学分野の障害者支援に取り組まれている鈴木昌和様と井上剛伸様をお迎えして短い時間ではございますが、パネルディスカッションを予定しております。

 ご参加の方々には日本の高等教育における障害者支援などに関わる方々もいらっしゃいますので、日本での支援の在り方についてご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。

 本日、講演者そしてパネリストの方々には快くお引き受けいただきましたことにお礼を申し上げますとともに、本講演会が参加者の方々にとりまして実りあるものになりますように願って、簡単ではございますが開会のご挨拶とさせていただきます。