シンポジウム開催要綱とプログラム
障害者放送協議会シンポジウム
東日本大震災と障害者の情報保障
開催要綱
日時 2011年7月2日(土) 12:30~17:00
場所 弘済会館(東京都千代田区麹町5-1)大阪会場 NPO法人 CS障害者放送統一機構(大阪府大阪市北区東天満2-7-12スターポート)
未曾有の被害をもたらした東日本大震災では、多くの障害者も被災しました。中でも情報アクセスに関してはさまざまな課題が指摘されています。
報道や自治体の防災情報、避難所内でのお知らせなどの内容が分からず、避難行動や避難生活に大きな支障が生じるなどの例は、今なお継続して起こる課題です。さらに、今後の復興と新たなまちづくりに向けて、情報保障に関しても長い取り組みが必要です。
震災から3か月が過ぎた今、情報保障に関する現在進行形の課題と、それに対する取り組みの最新動向についてレポートをいただきながら、今できることはなにか、今後必要なことはなにか、共に考えていきます。
プログラム(敬称略)
12:30 開会
開会挨拶 笹川 吉彦(障害者放送協議会 代表/日本盲人会連合 会長)
趣旨説明 矢澤 健司(日本障害者協議会/災害時情報保障委員会委員長)
ビデオレポート 被災地からの声(手話・字幕・解説付き)
13:00 緊急レポート 被災地等における取り組みの実情
(1)「聴覚障害者にかかわる取り組み」
浅利 義弘(全日本ろうあ連盟理事)
大嶋 雄三(「目で聴くテレビ」専務理事)
(2)「視覚障害者にかかわる取り組み」
加藤 俊和(東日本大震災視覚障害者支援対策本部 事務局長)
(3)「精神障害者にかかわる取り組み」
池松 麻穂(浦河べてるの家 精神保健福祉士)
吉田めぐみ(浦川べてるの家 メンバー)
(4)「災害時におけるNHKの字幕・解説・手話への取り組みについて」
森本 清文(NHK編成局計画管理部 専任部長)
(5)「災害時における情報アクセシビリティの確保に向けた取組について」
安間 敏雄(総務省 情報流通行政局 情報通信利用促進課長)
(休憩)
15:00 ディスカッション 障害者の情報保障のために、今何を
コーディネータ
藤井克徳(日本障害フォーラム(JDF)幹事会議長/JDF東日本大震災被災障害者総合支援本部事務総長)
パネラー
高岡 正(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事長/放送・通信バリアフリー副委員長)
岩井和彦(日本盲人社会福祉施設協議会情報サービス部会運営委員/災害時情報保障委員)
河村 宏(支援技術開発機構副理事長/著作権委員長)
寺島 彰(日本障害者リハビリテーション協会参与/放送・通信バリアフリー委員長)
コメンテータ
矢澤健司
指定発言等(フロアより)