音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

障害者放送協議会 放送・通信バリアフリーセミナー
障害者と放送・通信

開会挨拶

片石修三
財団法人日本障害者リハビリテーション協会常務理事

皆様には、セミナーに参加いただき、ありがとうございます。
障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員会と日本障害者リハビリテーション協会は、障害者と放送・通信についての今後のあるべき方向を探るべく、これまでもセミナーの開催等を行ってまいりました。

今回は、二つのテーマについて、セミナーを開催することとしました。
一つは、デジタル放送が本格的に導入されようとしていますが、デジタル放送と障害者の放送受信についてです。デジタル放送を障害者が円滑に利用していくためには、ハード面、ソフト面において何が課題であり、又、その解決のためには何が必要かについて関係者の講演をいただきながら、認識を深めたいと思います。
もう一つは、放送番組と障害者についてです。テレビ等でも障害者が取り上げられることが多くなっていますが、放送において障害者を取り上げる場合のあり方等について、研究者及び番組制作者の講演をいただきながら共に考えたいと思います。

プログラムをご覧になっていただけばお分かりのとおり、それぞれの分野の代表の方々に、講演をお願いすることができました。講演者及びファシリテーターの方々には、それぞれ快くお引き受けいただきましてありがとうございます。特に、ロバート・ペドロウ氏にはアメリカから参加いただきましたが、来日を歓迎いたしますとともに、ご協力に感謝申し上げます。
本日のセミナーが、関係者にとって実りあるものとなりますことを願っております。

最後に、本セミナーは、埼玉県民共済生活協同組合の全面的ご支援をいただいて開催の運びとなりましたことにお礼をもうしあげまして、開催の挨拶といたします。