地上テレビジョン放送のデジタル化の意義
１ ＩＴ社会の基盤
- 地上放送のデジタル化は、4,800万のほぼ全世帯に広く普及しているテレビ（約１億台）のデジタル化。全家庭における身近で簡便なＩＴ基盤を形成。
- インターネットと連携したサービスや双方向サービスを可能に。
２ 視聴者にとってのメリット
- 高品質な映像・音声サービス ⇒ ハイビジョンやゴーストのない画像
- 高齢者・障害者にやさしいサービスの充実 ⇒ 例：字幕機能を標準装備
- 安定した移動受信の実現 ⇒ 携帯端末等でクリアな映像を受信可能
- データ放送の充実 ⇒ 例：ニュース、天気予報をいつでも視聴可能
３ 新たな周波数の創出
アナログ方式と比較して使用周波数を大幅に節減可能⇒ 移動体通信など新しい周波数ニーズへの対応
４ 経済効果
関連産業への波及効果を含めると約200兆円（「地上デジタル放送懇談会報告」（1998年10月））
５ 高度なサービスの普及促進等
公共分野における新たな活用を促進し、携帯端末向け放送やサーバー型放送などの高度なサービスの実用化を推進。