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国際セミナー
「障害者権利条約」制定への世界の最新の動き

講師・発言者紹介

特別報告者・午後:パネリスト

小川秀俊(おがわ ひでとし)
外務省国際社会協力部人権人道課 首席事務官

1990年3月(平成2年)   東京大学法学部第2類卒業
1991年3月(平成3年)  東京大学法学部第3類卒業
1994年10月(平成6年) 仏エクス・マルセイユ第三大学DESU(国際関係・国際協力)修了

1991月(平成3年)  外務省入省
1994年6月(平成6年)  欧州共同体日本政府代表部
1996年7月(平成8年)  経済局国際エネルギー課
1998年7月(平成10年) 欧亜局西欧第一課課長補佐
2001年3月(平成13年) 国際情報局分析第二課首席事務官
2003年9月(平成15年) 現職

講師・午後:リソースパーソン

山崎公士(やまざき こうし)
新潟大学法科大学院教授

1948年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位修得。
国立国会図書館調査員、香川大学法学部助教授・教授、新潟大学法学部教授等を経て、新潟大学法科大学院教授。専門は国際法・国際人権法・人権政策学。
社会的活動としては、(財)アジア・太平洋人権情報センター評議員、反差別国際運動(IMADR)監事、同日本委員会(IMADR-JC)理事、アメリカ・イェール大学法科大学院・シェル人権センター国際評議員、「企業と人権情報センター」(国際的人権NGO)国際諮問評議員等を勤めている。  
主な著書等に『国際人権 知る・調べる・考える』(解放出版社、1997年)、編著書に『国内人権機関の国際比較』(現代人文社、2001年)、『人権政策学のすすめ』(江橋 崇と共編、学陽書房、2003年)等がある。

講師

長田こずえ(ながた こずえ)
国連ESCAP社会開発局障害専門官  

学歴:東京外国語大学卒業  
   米国ジョーンズホプキンス大学国際高等研究所 国際公共政策学
修士課程 修了、米国カリフォルニア州立大学特殊教育修士課程終了
職歴:国際労働機関(ILO)、障害をもつ人の職業訓練課に3年間勤務
国際関税協定機関(GATT)に1年間勤務
国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)に通算13間年勤務(その間、イラク、ヨルダン、
レバノンに赴任し、主に障害問題を担当)
東チモール国連暫定臨時政府に1年勤務(社会開発課課長として障害班の立ち上げを指導)
2002年に国連ESCAPに赴任し、婦人の地位向上課を経て、今年4月より高嶺豊氏の後任として障害問題の担当官として勤務。

午前:コーディネーター

辻川 覚(つじかわ さとる) 社団法人京都府視覚障害者協会生活環境改善部部長

先天生の病気により、視覚障害児として京都に生まれる
商品制作アドバイザー
http://ud-people.com/
「UD@people ~暮らしの中のユニバーサルデザイン~」
現在、左京区身体障害者団体連合会会長、社会福祉法人左京区社会福祉協議会評議員など多数歴任

パネリスト

東 俊裕(ひがし としひろ)
弁護士・DPI日本会議常任委員

昭和28年生まれ(51歳)
昭和29年5月  ポリオに罹患
昭和51年     中央大学法学部卒業
平成元年4月   弁護士登録、弁護士活動に入る
障害者の自立と人権を障害者自身が支援、擁護するための自立生活センター「ヒューマンネットワーク・熊本」の設立に携わり(平成3年12月)、現在代表
全国自立生活センター協議会(JIL)人権委員会委員長
日弁連・障害のある人に対する差別を禁止する法律に関する調査研究委員会委員

パネリスト

安藤豊喜(あんどう とよき)
財団法人全日本ろうあ連盟理事長

昭和12年3月4日生まれ
現在の役職 社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会理事長
      九州聴覚障害者団体連合会名誉理事長
      社会福祉法人全国手話研修センター理事長
職 業   宮崎県立聴覚障害者センター(情報提供施設)所長

パネリスト

藤井克徳(ふじい かつのり)
日本障害者協議会常務理事

東京都立小平養護学校(肢体不自由養護学校)養護教諭を退職後、あさやけ作業所(東京小平市・無認可作業所として)設立に参加
1977年に共同作業所全国連絡会(現・きょうされん)の結成に参加
現在 社会福祉法人きょうされん(旧、共同作業所全国連絡会)常務理事  
リサイクル第2洗びんセンター施設長、埼玉大学教育学部非常勤講師
厚生労働省・厚生労働科学研究「施設体系のあり方研究」委員(2003年5月~)

リソースパーソン

長瀬 修(ながせ おさむ)
東京大学先端科学技術研究センター特任助教授
全日本手をつなぐ育成会国際活動委員長

1983年から3年間、青年海外協力隊員としてケニアのジョモケニアッタ農工大学にて日本語講師として勤務。1987年から八代英太参議院議員(当時)公設秘書を5年間務め、障害者インターナショナル(DPI)、日米障害者協議会など同議員の障害分野での国際的活動を担当した。1992年からは2年間、国連事務局障害者班専門職員として、ウィーンとニューヨークで勤務し、NGO(非政府組織)との連絡、障害者任意拠出基金の事務、事務総長報告起草などを担当した。1995年には、オランダの社会研究大学院(ISS)にて、代替開発戦略の政治学修士号を取得。同年末に帰国後は障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)の推進に取り組み、1999年に障害学研究会を立ち上げ、昨年(2003年)10月に先端研で障害学会設立総会を開き、呼びかけ人として、障害学会の理事、事務局長に就任した。現職には、2002年4月に着任し、バリアフリープロジェクトの理念としての障害学に取り組んでいる。東大の障害学生・教職員支援を担うバリアフリー支援室幹事。
1997年12月から全国精神障害者家族会連合会の『地域精神保健福祉情報・レビュー』誌編集委員。2002年5月から、青年海外協力協会理事。2003年6月から全日本手をつなぐ育成会国際活動委員長。

著書:『障害者の権利条約―国連作業部会草案』(川島聡と共編、明石書店、2004年)、
『障害学への招待』(石川准と共編、明石書店、1999年)、『障害学を語る』(倉本智明と共編、エンパワメント研究所、2000年)他

訳書:ダイアン・ドリージャー『国際的障害者運動の誕生』(エンパワメント研究所、2000年)、ヒュー・ギャラファー『ナチスドイツと障害者「安楽死」計画』(現代書館、1996年)等

指定発言者

嵐谷 安雄(あらしだに やすお)
日本身体障害者団体連合会理事

1939年  島根県生まれ 65才
昭和30年    工場機械で負傷「2級障害」
昭和52年    家電販売、電気設備工事業 開業
昭和55年5月  大阪府身体障害者福祉協会理事
平成 9年6月        〃     副会長
平成11年6月        〃     会長
平成 9年6月  日本身体障害者団体連合会 評議員
平成15年7月        〃      理事
平成14年    アジア太平洋障害者の十年 大阪フォーラム組織委員長

指定発言者

金 政玉(きむ じょんおく)
DPI(障害者インターナショナル)日本会議
障害者権利擁護センター所長

1955年 山口県下関市で生まれ、3才の時に小児マヒ(ポリオ)になる
在日韓国人2世
88年 東京都葛飾福祉工場(社会福祉法人・東京コロニー経営)勤務
92年 年金制度の国籍条項を完全撤廃させる全国連絡会の結成に
 無年金障害当事者として参加
97年   DPI日本会議の事務局スタッフにつく
98年   DPI障害者権利擁護センター事務局の常勤スタッフとなり、現所長

指定発言者

指田忠司(さしだ ちゅうじ)
日本盲人会連合国際委員会事務局長 

1953年4月、埼玉県生れ。1978年、早稲田大学法学部卒業
1989年  学校法人平和学院衛生福祉専門学校非常勤講師(1993年まで)
1992年 日本障害者雇用促進協会(現:独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構)障害者職業総合センター研究員、現在に至る。
2002年 ‘アジア太平洋ブラインド・サミット会議’実行委員会事務局次長。
2003年 社会福祉法人日本盲人会連合国際委員会委員・事務局長、現在に至る
2004年 社会福祉法人日本盲人福祉委員会評議員。
著訳書に、『英国における障害者差別禁止法(仮訳)』(障害者職業総合センター、1997)などがある。

指定発言者

山本眞理(やまもと まり)
全国「精神病」者集団

1970年、17歳ではじめて精神病院に入院、80年ころより全国「精神病」者集団会員
2003年より世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク理事

午後:コーディネーター

楠 敏雄(くすのき としお)
DPI日本会議副議長

1944年      北海道に生まれる
           2才の時医療ミスにより失明、視覚障害者1級
1964年      札幌盲学校 卒業
1973年      龍谷大学文学部英米文学部 卒業
1973年~85年   大阪府立天王寺高校非常勤講師(英語担当)
1982年~85年   布施職業安定所 相談員
1984年~93年   桃山学院大学非常勤講師(人権問題)
1987年~93年   神戸大学非常勤講師(人権問題)
1999年~     大阪市立大学非常勤講師(障害者と人権)
1985年~     社会福祉法人大阪府総合福祉協会職員
1976年~     全国障害者解放運動連絡会議 事務局長
1995年~        同    上    相談役
1996年~     社会福祉法人大阪府総合福祉協会 自立支援室主任
2002年~     大阪大学人間科学部 特別講師
       DPI(障害者インターナショナル)日本会議副議長
       ノーマライゼーション研究会事務局長
       「障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議」事務局長
       NPO大阪障害者自立生活協会 理事長

著書    『障害者解放とは何か』    拓殖書房
      『障害者と差別語』      明石書房
      『解放教育論再考』      拓殖書房
      『わかりやすい障害者基本法』 解放出版社
      『日本における差別と人権』  解放出版社
      『障害を持つ人の人権』    有斐閣

1995年度  ヘレンケラー福祉賞受賞
2000年度   大阪府知事賞受賞 

午後:コーディネーター

三田優子(みた ゆうこ) 
花園大学社会福祉学部福祉心理学科講師

経歴 日本女子大学社会福祉学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。同博士課程(保健学専攻)単位取得中退。愛知県コロニー発達障害研究所研究員を経て現職。

社会的活動: これまで愛知県精神医療審査会委員、名古屋市精神障害者ホームヘルプサービス検討委員会委員、愛知県精神障害者ホームヘルプサービス検討委員会委員、長野県西駒郷検討委員会委員等を務める。
平成15年度現在、大阪府障害者福祉事業団苦情解決体制第三者委員、大阪市社会福祉審議会委員、ぜんかれん発行『Review』誌編集委員、日本社会福祉士会障害者ケアマネージメント委員会委員など。
著書は『障害者と地域生活』(中央法規出版、共編著 2002)、『もう施設には帰らないー知的障害のある21人の声―』(中央法規出版、企画参加 2002)、『心に届くホームヘルプ』(全家連、共編著 2004)など。

総合司会

沼津雅子(ぬまず まさこ)
知的障害者更生施設みずのき施設長

1950年生 京都市西京区在
社会福祉法人松花苑みずのき(知的障害者入所更生施設)施設長
1978年3月同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修士課程修了
1988年4月~2003年3月同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程在籍
(職歴)1978年より日本バプテスト病院にMSWとして就職。その後、京都府立精神保健センター、仏教大学心理クリニックセンター、分析心理クリニックにおいて非常勤嘱託勤務。1999年4月から現職
(教職)1990年以降、京都国際社会福祉センター、花園大学社会福祉学部、キリスト教社会福祉専門学校、日本福祉大学中央福祉専門学校で非常勤講師として、援助専門職講座、社会福祉援助技術演習、現場実習、社会福祉概論、社会福祉援助技術論、スーパーヴィジョンなど担当。
(社会的活動)1997年以降、臨床心理士(財団法人日本臨床心理士資格認定協会)としてスクールカウンセラーとして活動中。
現在、高島郡安曇川町教育委員会、(滋賀県嘱託)安曇川中学スクールカウンセラー