報告書 フィンランドソーシャルファーム実態調査報告会
趣旨
ソーシャルファームは、社会的企業の1つであるが、障害者など一般雇用が困難な者の雇用を目的としている点が特徴である。我が国は高齢社会を迎え、障害者の生きがいの向上や、社会保障費の効率化のために、このような企業の活用が日本でも必須となっている。
ソーシャルファームは、ヨーロッパを中心に発展してきており、その重要性が認識されている。しかし、その制度の形態は、国によって異なり、わが国に適したソーシャルファームの形について検討するために、一昨年イギリス、昨年ドイツに現地調査を行った。
さらに欧州における調査を進めて、今回は、北欧福祉国家でありながらソーシャルファームの発展政策を実施しているという特徴をもつフィンランドを調査したので、その結果をわが国のソーシャルファーム関係者に報告し、今後のわが国のソーシャルファームのありかたについて議論する。
プログラム(順不同・敬称略)
13:30-13:40 | 開会挨拶 片石修三(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) |
13:40-14:40 | 報告1 「フィンランドに学ぶソーシャルファームの今後の方向~「日本型ソーシャルファーム」像を求めて~」 炭谷茂(ソーシャルファームジャパン 理事長 |
14:40-15:20 | 報告2 「フィンランドのソーシャルファーム訪問調査報告」 桑山和子(NPO法人 ぬくもり福祉会たんぽぽ 会長) |
15:20-15:50 | 質疑応答 司会:寺島彰(浦和大学総合福祉学部 学部長教授) |
15:50 | 閉会挨拶 野村美佐子(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター長) |
16:00 | 終了 |