Ⅴ.考察

①医療・介護・福祉の視点からのまちづくりが必要な理由

・少子高齢化、人口減少、社会保障抑制などの社会問題がある中で、医 療や介護だけでは解決できない課題が存在している。

・医療介護といったフォーマルサービスだけでは住民の生活を支えることが困難になり、住民組織(ボランティア)やNPO等さまざまなインフォーマルサービスとの協働体制構築が重要になると考える。

・国の医療政策も「治す医療」から「治し支える医療」へパラダイムシフトが起きている。

・個人の価値観が多様化する中で、その人の生活にとって何が必要なことか情報収集することが必要になる。そのためには、個人を取り巻く地域資源を把握することが重要であると考える。