ヘルメンは、GPDLIの副会長であり、同団体の設立者のひとりとして、多くの貢献をなしとげてきた。活動の趣旨は「ヴィジョン」に記されている。ヘルメンは不平を言うだけのリーダーとは異なり、自ら精力的に働き、時に困難に直面した。それでも彼は不満を言うことなく、めざましい変革の精神をもたらしてきた。シタナラのハンセン病コミュニティでは、二児の父としても親しまれている。

ヘルメンはハンセン病者の村で長らく暮らしてきたが、その外で暮らすことの方を好んだ。ほぼ例のないことだが、彼は誰からも、また自ら自分にスティグマを付すことなく生きてきた。多くの差別に直面したが、志を高く持ち、かつて自分をいじめた人々を復讐しようとしたことは一度もない。勇気あり、誠実な心を持った人物である!

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